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地域ならでは。イベントの作り方。

こんにちは。
四万十のほうも夏の暑さが少し和らぎ秋本番という感じになってきました。

この2年、新型コロナ拡大によりイベントが軒並み中止または縮小しての開催となっていましたが、今年はなんとか通常通りの開催が各地で行われておりほっと胸をなでおろしています。

さて、地域おこし協力隊といえば「イベント開催」をされる方も多いと思います。
今回はそんなイベントの実施方法について書いていきたいと思います。

何をしたいか

イベントを実施するうえで一番重要なのが、当然ですが「何をするか」ですが、僕が大切にしているのは「僕が何をしたいか」です。

地域の人に頼まれる場合もあるし、協力隊のミッションとしてイベントを実施しなければいけないことがあると思います。

そんな時でも「自分が何をしたいか」を第一に考えます。

例えば、私が協力隊時代に町の氏神様である神社の神主さんから夏祭りを盛り上げて欲しいという依頼を受けました。

その当時私は街中のいたるところでジャズが流れている”街中ジャズ”のようなことがやりたいと思っていました。

そこで私が考えたのが神社の境内でジャズコンサートを開くという「神JAZZ」という企画です。

この神JAZZはコロナ禍で2年間中止はあったものの現在まで4回続いており、今や神社の夏祭りになくてはならないものとなっています。

これは、地域の方からの依頼に自分のやりたいことを当てはめたものですが、イベントのきっかけは得てしてこういったものだと思います。

自分がやりたいと思っていたことに地域の希望を重ねる。
このやり方は地域からの信頼も得ることができますしおすすめです。

どの規模でやるか

「何をやるか」が決まったら次に考えるのは「どの規模でやるか」です。

予算を多く使って大々的にやるのか、それともこじんまりとやるのか。

僕の場合は、役場などが主体となるイベント以外は比較的小さなイベントをする場合が多いです。

小さなイベントだと準備品も少ないし、すぐできるし、何かあった場合中止にしても影響が少なくて済むからです。

今もイベントをゲストハウスで主催したりしていますが、その場合も1万円の負担ぐらいで済むイベントを実施するようにしています。

大きなイベントはやりがいもあるし、注目もされますが、一度やると疲れてしまって一回だけのイベントになりがちです。

それよりは小さなイベントを数多くやっていった方が地域にとってはいいのではないかと思い僕は比較的小さなイベントを実施しています。

規模に関しては自分が何を実現させたいかも関係しているので一概には言えませんが、最初は慣れるためにも小さなイベントから始めるといいと思います。

それでは、次回はイベントを実際に実施するまでに気を付けていたことについて書いていきたいと思います。


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