チェンソーマン前回連載(2024/8/21) の考察 今後の展開予想 戦争の悪魔はチェンソーマンに食われる?飢餓の本当の目的は?
アサの右腕に続いて、左腕も切り落とされた…両腕のないヒロイン。なんか、ヴィーナス像の彫刻のようなエロティシズムを感じる姿だと思う。
でも、戦争の悪魔だけど口がないから武器化の力も使えない。元々触れて武器名を呼ばないと武器が作れなかったが、戦争の恐怖が増加した結果、戦争の悪魔の力が強化され、触れずに武器名を呼ぶだけで武器を作れるようになった。
口という概念じたい記憶から消えるのだから、ヨルがいくら頑張っても、「口が復活すれば戦争の悪魔の力を取り戻せる」という発想自体が生まれないはずだ。
そうなったら、考えられるのは2つ。一つは、耳の時みたいに、チェンソーマンが何らかの拍子に口の悪魔を吐き出す。これは、口がそもそもチェンソーマンからも消えてなくなってしまっていたら、口がないのだから吐き出しようもない。前回の絵を見た限り、チェンソーマンじたいからも口が消えている。
二つめは、チェンソーマンが戦争の悪魔を食べてしまうパターン。これも、ありそうもない。なぜかというと、飢餓はチェンソーマン教会の信者に火の悪魔と契約させ、チェンソーマンもどきを大量発生させた。これによって、飢餓の悪魔は戦争状態を作り出し、戦争への恐怖を煽って戦争の悪魔の力を強化した。なのに、それをチェンソーマンに食わせて、戦争の概念を消してしまったら元も子もない。なのでチェンソーマンが今後戦争の悪魔を食べるということはほぼ考えられない。さっき言ったようにチェンソーマン自体にも口がなくなっているなら、食べることができないだろうし。
飢餓が戦争の悪魔を利用したいのは、チェンソーマンを強化するため?
ただ、もしナユタが言っていたことが間違っていて、飢餓は死の悪魔を倒すために、戦争の力を強化しようとしているというのは、バルエムの嘘だということはありえる。飢餓本人はそもそも死の悪魔を倒すために戦争の力を強化したいなどとははっきりと言っていない。もしかしたら、飢餓やバルエムは、最初からチェンソーマンの力を利用しようとしていたのかもしれない。その場合、チェンソーマンが戦争の悪魔を食べるという展開はありえる。もしチェンソーマンにも口がないから食べれないのなら、食べるとは行かないまでも、何かしら戦争の悪魔をチェンソーマンの強化とかに利用することはあるかもしれない。
デンジが好きな女を食うのはデンジのお家芸
一部の最後も、デンジがマキマを食べたから、二部でもデンジが好きになった女である三鷹アサを食べるという展開は、なきにしもあらず。さらにいえば、デンジが好きになった女であるマキマがチェンソーマンの力で消し去りたかった戦争を消すことになり、デンジが好きになった女(マキマ)の思いを、デンジが図らずも叶える、という展開にもなって、それはそれで面白い気がする。しかも、デンジが新たに好きになった女(三鷹アサ)を殺す、ということで、昔好きになった女(マキマ)の願いを叶える、という展開。これは面白い。
デンジの不遇なのはいたたまれないが。自分の父親を殺し、兄のような存在の早川アキを殺し、妹のような存在のパワーを殺すのを手伝い、昔好きだった女(マキマ)も食い殺し、その生まれ変わりのナユタも結局自分のせいで殺され、さらに新しく好きになった三鷹アサを食い殺す。ひどすぎる。デンジが直接手を下さなかったのは、レゼとナユタだけということになる。だから個人的にはナユタとレゼは、このまま封印してくれて構わない。金輪際出てこなくていい。そっちの方が美しいから。(個人的に一部のレゼ復活もよく思っていない(笑)。)
戦争の悪魔の力しだいで展開は変わる
あと、戦争の悪魔が武器名を心の中に思っただけで武器化できるのなら話は別。そうなると口がなくても武器化できる。が、そこまで戦争の悪魔の力がもう一段階あがったという描写は、606号室剣から追加されていない。なので、口が復活しない限り、戦争の悪魔に勝ち目はない。
その他どうでもいいこと
孫(サムライソード)が民衆を庇って黒チェンソーマンに立ち向かった…成長したな...ってなんかおじいちゃんの気持ちで孫を見れた。
口がなくなったので、いっさいセリフがなかったから、庇ったかどうか怪しいが。
ただデンジに再決闘を挑んだつもりだったのかも。そうだとしたら、やっぱりマキマに支配されてた頃の記憶は孫(サムソ)にはなかったのか。黒チェンソーマンの強さを知っていたら、いかに武器人間が不死身だといえども、尻尾を巻いて逃げそうなものだけど。
それか、「じいちゃんが(生きて)いたら、逃げることはゆるさねえぜ」と一部のときに言ってたから、ヤクザの掟をあくまでも固執しているのか。相手が黒チェンソーマンでも破ることの出来ない鉄の掟。ヤクザの鏡。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?