できそうもないことができるように

駆け出しの新人時代を思い出す、
当時とても「できそうもないこと」が、
“もがいて“いるうちにできるように。
個人に比べ、組織で動く会社はもっと顕著である。
 
■「できそうもないこと」ができるように
新しい事業や会社を立ち上げる、
経営や事業に関するスキルやノウハウは乏しい。
大丈夫かと心配するが、
しばらくしてお会いすると、見違えるような会社になっている。
 
経営者と社員が問題意識を持って“もがき”続けると、
不思議なことに知恵ある人や企業に出会い、
いろいろなブレークスルーの積み重ねが進む。
 
■「できること」ができないように
一方、「今できる」からと“もがき”を忘れると、
いつしか、後発の企業が追いつき、また、ＩＴなどが進化し、
ある日、一気にお客さんが離れる。
 
そして、「できること」ができないようになってしまう。
 
■「できること」がよりできるように
逆に、問題意識を持って、
お客さんや世の中とのコミュニケーションをし続けると、
絶えざる小さなイノベーションが連続して起きる。
 
また、お客さんや世の中と交わす何気ない一言が大ヒントになり、
大きなイノベーションを起こし、
「できること」がよりできるように。
 
　その４０：2024/5/27