カタール大会ふりかえり1
まだ終わってないからふりかえりはいつかするとして、日本代表のこと。
ボクは未だかつて日本代表を批判したりブーイングしたりしたことはない。
プレイヤーとして見れば、日本サッカー不毛の時代から現在まで、ボクらの頂点にいるプレイヤーだし、なにかを代表する(選抜でも国体でもシニアでもなんでも)人達にはリスペクトしかない。
PKがどーしたとか、監督がどうとか言うやついるけど、だったらお前らやってみろよ。
と思います。
「日本らしいサッカー」と長年言われてるけど、そんなもの無いと思ってます。
確かに、フィジカルとかテクニカルとか戦術的とかいろいろあるけど。
ボクは「大和魂」としか思っていない。
ちょっと深いかつ不穏な話になるけど、日本人は「菊と刀」で考察された通り、極度の暴力性攻撃性と、心の平穏、静かなる美の追求を持ち合わせていると思う。
長くなるので簡単にいいます。
日本人は「イケイケドンドン」が好きで、国民挙げてバンザイというのが、戦後70年経ってものこっている、メディアの付和雷同姿勢も。
華々しいのは前線で戦う軍隊で、国許では国民一致団結して、質素に耐え、毎日手を合わせる。
まるで江戸末期の薩長、会津だよな、と思う。
協会も派閥があり、野にいる活動家は力なく。
まるで太平洋戦争ではないか。
ワールドカップは戦争というけれど、日本人は自らの戦争体験と照らし合わせればよい。
恐らくヨーロッパも南米も、国家、民族の数世紀にわたる闘争の果ての形が、サッカーのスタイルでもある気がする。
アンダー世代でSEMI FINALに数度進出し、なでしこは優勝している。
話がズレました。
なんだかんだ言う人いる、特にプロのサッカージャーナリスト、けど、考えて欲しい。
サッカーは流動的なゲームであり、勝ち負けがあり、ホイッスルが鳴れば支配できる試合もあれば、押し込まれる試合もある。
設計図通りになんていかないから。
(だからペップはCL勝てないと思う)
日本代表は、クロアチア戦みたいにのらりくらり勝とう、なんてできない。
あくまで、「日の丸」背負うからね。
日の丸背負ったら、軍艦マーチでいくしかない!
これが今回感じた、サッカーの善し悪しとは別の感想。
ちょっと偏ってるけど。
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