「銀座に住むのはまだ早い」を読んでみた。

まーた毎日更新が途切れてる…いや昨日はソシャゲの生配信があったのだ。致し方ないってことにしてください。どうもたれです。
今日も好きな方の生配信があったから、もしかしたら更新ができなかったかもしれない…だめな人ですね。ハイ。

今日はやっと本の紹介!
とりあえず、一番最近読んだ「銀座に住むのはまだ早い」を読んだ感想を書いていこうと思いまーす。ぱんぱかぱーん(謎の効果音)。

とりあえず、読んだ感想。一言でまとめると、東京都23区に住みたい私としては非常に有難い本であったー!という感じです。
この本は23区内で、5万円以内で下の条件に当たる物件を探して、その周辺を巡ってみる、というエッセイ集です。
・フロトイレ付
・ワンルーム
・管理費/共益費込み
・定期借家を含まない
事前に物件をチェックし、その物件周辺あたりを歩いてみるというお話。

私は将来的に1DKで7万円くらいの物件に住みたいなーと思っているので、本に書いてあった、5万でワンルームの物件があるのなら、この条件でも見つかるんじゃないかな?と参考にしたかった。
意外とあった。びっくり。
でも該当物件が沢山ある区もあれば、少ない区もあったり。遂には5万以上を超える物件もあったり(中央区とか、まあ、その辺は致し方ない)。
私も昔は中央区の茅場町に住んでたんですが、50年前に建てられたボロアパートのワンルームで7万円だったので、そりゃないよなー、という印象。
ほうほう、この区だと物件が結構あったりするのね…あ、この区、よさそう、と思ってあとでat home で調べてみると意外とあるなって感じで面白かったです。ってそれは私だけか。苦笑。

このエッセイの面白いところはこんな感じ。
・べし、など、「し」で終わる文章が多い。
・「住みたい。」でどの区も終わることが多いので、最終的になんとなーく 
 どこにも住みたくなっちゃう。笑。
・どこの区に行ってもランチとコーヒー屋さんには行く。
・最後についてくる小説が面白い。
って感じかな。詳しく紹介していきます。

・べし、など、「し」で終わる文章が多い。
・「住みたい。」でどの区も終わることが多いので、最終的になんとなーく 
 どこにも住みたくなっちゃう。笑。
この、文章の終わり方。すごく面白い。
この本を読んでから、「し」で終わる言葉をつい使ってしまっていました。こういう語尾、私弱いんですよね…究極的に。以前どこかで「なのであった。」で終わるセリフが多いドラマがあって、その時はひたすらに「なのであった。」を使い過ぎて周りからかなり笑われてました。いやだってなんか面白いと思っちゃったんです。「なのであった。」
なのでうわー、これ面白いー、って勝手に思い、使ってました。苦笑。
そして最後の締めくくりに「住みたい。」の文章は卑怯!卑怯すぎる!どこの区にも住みたくなる。と思って、いやいやここは冷静に…確かここの区は5万円以下は少ない(もしくはない)ところであった、ということは、だ。きっと私が探す時にもないに違いない。と思いつつ文章を読んでいました。苦笑。

・どこの区に行ってもランチとコーヒー屋さんには行く。
これですよ、これ。ランチは必ずその区ならでは!の場所に行ってくれて、うわーそんなレストランがあるのね!美味しそー。じゅるり。っていう感じになってしまう。作者さんが結構昔からあるご飯を食べれるところが好きなのかな?って思わせるものを頼んでくれるので、どこの区に行っても歴史を感じて、そうそういいよね(例えばチャーハンとか)。ってなってしまう。やっぱり区によって歴史を感じるメニューってあるんだな、と感じさせるものでした。
そしてコーヒー屋さん。わたくし、コーヒーが大好きなんです(紅茶も大好きですが)。ストレートコーヒーを頼んでくれるんですが、色んな豆があって、ここのコーヒーはどんな味がするんだろう???と読んでてワクワクしてしまう。そして私もストレートが大好きなので、うわあ、この区に行ったらこのコーヒー屋さんに行って絶対この豆で飲んでやるう、と思わせるものばかりでした。
昔懐かしのご飯が食べれるレストランやストレートのコーヒーが好きな方は絶対に読むべし。あ、書いちゃった。し。

・最後についてくる小説が面白い。
本来はエッセイ集なのですが、最後は小説で締めくくられてて、その小説がメッサ面白い。ああー、編集者さんと作者さんの関係ってこんな感じなのかしらーん(そういう小説なのです)、と思わせる小説です。そういう感じの小説が好きな方は読むべし。
あと、この方の小説がメッサ読みやすい。セリフばっかりのシーンもあれば、描写が多いシーンもあって、そういう感じの小説、結構私が置いてきぼりーんってなることが多いんですよね。でもこの小説、セリフばっかりの場所でも誰が何を言っているかがすぐ分かる。おまけに描写もなんだか愉快で、あはは、と思わせてしまうものばっかり。すごい読みやすいので読むべし。
またこの方の本を読もう!って思ったら、同じ方が書いた本が積み本の1`つにあった。なんだよ、元から好きなんじゃいかよ(私はいつも最初をさらさらっと読んで買うか、買わないかを決めるので)。

っていう感じの小説でした!
もうね、23区内の色んな場所を歩いてくださるので、引っ越そうかなー、どうしようかなー、って思っている方は、絶対に、読む、べし!

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