見出し画像

サラリーマン卒業の日記その⑧

昨日は送別会だった。相変わらずうんざりすることもあって、最後の最後まで会社を辞めて良かったと思った。そんなこんなでなかなかネタは尽きないが、今回は前の上司について書いてみようと思う。


私が初めて面倒を見てくれた上司。上司にとっても初めての後輩だった。私の入社はコロナ禍真っ只中。イレギュラーのことが多かったにもかかわらず細かすぎるくらい面倒を見てくれた。

でも実は、前の上司の時に私はメンタルがやられきってしまったことがあった。



真ん中は照れちゃうよ


今思えば社会人としての常識だと思えることも、新人の私にとっては厳しく感じてうまく出来なかったり、怒られることも多かったりと辛い日々を送っていた。(怒られたのは上司以外にもだが)

それに加えて、コロナで仕事が貰えない中、飛び込み営業をする日々。結果が出なく面白くない日々。


そんな中、とうとうメンタルも身体も壊してしまったのだった。(通勤中電車で泣いたり、寝れなかったり)

※今は許していることなので、ここにはサラッとしか書かなかったが、本当は心無いこと言われたり言葉がキツかったり(上司だけじゃないけど)とんでもなかったのである。またそのことで上司と大喧嘩したこともある。


すると支社長が急遽上司を交代してくれたのだ。

仕事で仲良くなった友達との1枚



あれから2年。そんな上司に送別会では笑顔で「2年間面倒見てたけど、今は素敵になったね」とコメントをくれた。嬉しかった。


どうして色々あったのに恨んでいないかというと、見返りを求めない愛情で育ててくれたからである。仕事を抜けば、彼は純粋で優しい人なのも知っている。そして、自分が後輩の面倒を身始めた時に、上司がどれだけ大変だったか、どれだけ辛い思いをして今があるか、良くわかるようになったのである。


また、これは私のイメージでしかないのだが、彼も可愛い新人の頃、沢山のパワハラを受け、沢山傷をつけられたのだと思う。そして、今も傷が癒えてないのだ。


まぁ、とは言え、今でもツッコみたいところは沢山あるし、上司のせいで苦労してる同僚もいる。


こんなこと言ったらキリがないのだが、そんなふうに上司を育てたのは、上司の上司や先輩であり、会社なのである。



おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?