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【58歳、就活がんばる!!】 #08 適性検査対策

朝からハローワークや各転職サイトで求人の新着情報をチェックするのが日課となっている今日この頃。

募集要項はもちろん、選考プロセスにも目を通しているわけだが、そこでよく見かけるのが適性検査なるもの。「何をやるんや?」と疑問に思ったので、ググってみるとSPIがヒット。ネットにあったものを試しにやってみると、これがもうね、キツい脳トレというか、頭の中が完全に真っ白になった。思考が止まった。ヤバいぞ、これは…。なので、その対策ではないが、知識を得るためにエージェント会社が開催している「適性検査対策講座」を受講することにしたのだった。

当日、実施場所が東京駅近くの本社だったのでリモートで参加。最初に適性検査の種類だったり、何を目的に実施しているのかだったり、まずは概要的な説明を受ける。SPIだけでなく、いろいろと種類はあるようだ。とはいえ、結局は応募者の能力や性格、技量を見るもので、人間性や思考の特徴を分析するためとのこと。しかし、適性検査の成績が採用の合否に影響することはほぼないそうだ。ちょっと安心した…。

そして、模擬体験。非言語分野と言語分野…いわゆる算数と国語の問題なのだが、この非言語分野が曲者。レベル的には小学生の算数なんだけど、確率や鶴亀算、食塩水や速度算、場合の数といった、遠い昔に習った記憶はあるものの日常生活の中で使ったことのない算術を要するものばかり。小学生の頃の自分も頭の中が真っ白になっていたが、それは還暦前になっても同じだった。問題も見るだけで拒否フラグが立つというか、苦手意識が先立って、一瞬のうちに思考が止まってしまう。それに何とか抵抗して、問いを解こうとするのだが、制限時間というのがあるもんだから焦る焦る。「小学生の問題も解けないのか…。あの頃、ちゃんと勉強して克服しておくべきやったな。って、あれはここで役立つのか!?」なんて思ったりも。

もちろん、言語分野も頭を抱えるものばかり。長文問題があって、それに対する設問があるのだが、長文の内容を理解しようとするだけで制限時間を消費をかなりしてしまう。あとは、四字熟語や類義語、ことわざの応用など。ライターとして、編集者として、文章や言葉には強いと自負しているものの、引っ掛けのような問題の餌食になっていた。

さらに、○×方式で答える性格検査も。「忘れ物をしたことがありますか?」や「約束は守りますか?」なんて質問が盛り込まれた問いに一瞬の判断力で回答していく。ブロック毎に判断項目が分かれているようで、「人見知り」「冷静沈着で努力型」「チャレンジ精神旺盛」というような結果が導き出された。まぁ、確かにその通りでございますが…。

とりあえず適性検査というものが分かった。それに対する対策として、脳トレのつもりで小学校の算数の勉強をしないとあかんかもな。

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