見出し画像

【58歳、就活がんばる!!】 #02 応募開始

さて…
自分は何をしたい? 
また同じ仕事をしたいのか?
58歳、いわゆる定年まで2年しかない。
契約社員だと長くても2年で切られる。
いっそキャリアチェンジする?
じゃあ、何ができる?
「石の上にも3年」なんて言っていられない。
…と、さんざん自己問答をするが何も回答が出ない。短い目で考えても、長い目で考えても、正解やベストアンサーというものが人生に於いてあるのかも疑問だけど、あるとすれば“今の自分”がストレスに感じないものを選択すべきなんだろうと思う。業務面、収入面、やり甲斐、勤務場所、社内の雰囲気や設備など、開示されている情報からそういうものを感じ取って応募するしかない。

そして…
実際に求人はあるのか?
…それが一番大事なところ。とりあえず今までのキャリア、知識、人脈が武器になるので、それが最大限に活かせるものとなると、やはり音楽メディアになる。いろいろな媒体がサイト内に設けている採用情報をチェックし、自分のような者に需要があるかを調べてみた。ないことはないのだが、とにかく年齢がネックだという現実をまざまざと突きつけられる。分かっていたことだが、なかなかメンタルをボディブローのように刺激してくれる…。

考えてばかりいても仕方ないから、自分の市場価値を知るためにも、まずは今までの仕事内容と大差ないところに応募してみた。編集長として紙媒体とWEB媒体をやってきた経歴が、そのまま活かせるわけだがら即戦力になるし、持っている人脈を活かせば売り上げアップに貢献でき、掲載アーティストの拡大も図れるはずだ…と信じて、履歴書と職務経歴書を送り、審査を待つことに。

3日後。
不採用通知が届く。つまり、書類審査で落ちたということ。その事実を受け止め、自分が採用者側だったらどこをチェックするとか、何に問題があるのかとかを考え直して、履歴書と職務経歴書をアップデートさせる。これはかなり苦戦するだろうと、この時点で覚悟も決めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?