見出し画像

子どもがやる気になるスイミングスクールの仕掛け

娘がスイミングスクールに通っています。練習風景を見ることは、体育を専門とする身としては「どう泳げるようにしていくか?」という手立ての面で勉強になることばかりです。

進級テストと帽子で色分け

勉強になるのは泳げるための手立てだけでなく、そのしかけ。スイミングスクールでは、それぞれの子どもの実態に合わせて級に分けられ、帽子の色が分かれています。そして、2ヶ月に一度進級テストが設けられていて、進級するための基準をクリアすれば次へ、クリアできないともう一度じっくり同じ級で練習します。

子どもたちには少し頑張れば達成できそうなステップが明確に示されている。そして、小さな目標を達成する喜びがある。あの色の帽子をかぶりたいという憧れがある。それが原動力となって、もっと頑張りたいという意欲が湧いてくる!

よくできているなと思います。小学校では、よく縄跳びでこのスタイルが取り入れられていますよね。技能に差が出る器械運動でもこれに近いことをしますよね。

今、球技でもこういう仕掛けを取り入れられないかなと模索中です。課題は、チームの課題と個人の課題の兼ね合い、そしてステップごとの練習を進めるにあたって1人しかいない先生でどういう体制をとるのか。今年はこの課題にチャレンジしてみたいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?