見出し画像

うつになってよかったこと

 人生は旅だというが、確かにそんな気がする。自分の体を機関車に喩えるなら、この車窓は存外面白い。
いのちの車窓から/星野源

星野源さんは、うつ病を患っていた時期がある。
そんな源さんに自分を重ねて綴ってみる。


私がうつになるまで

今でもその性格は大きく変わっていないのだが、完璧主義なところがある。

うまくいかないと、自己嫌悪に陥ることがよくあった。

楽観的な考えができずに、いつも100%の力を出していた。

うつになった

自分でも原因がはっきりわからない。

身内に不幸があったわけでもないし、何かが不満で落ち込んでいるとかではない。

そうなると、いつからうつを患っていたのか。

明確な境目はないように思える。

長年の完璧主義、自己嫌悪のループが私をそうさせたのかもしれない。

今の心境

薬物療法を行い、治療している。主治医の先生とは、2週間に1回顔を合わせ、症状を伝える。

正直、辛いことが多いけれど、
うつになってよかったと思えることが一つある。

もちろん人間なので、調子いい日もあれば悪い日もある。

調子悪い日に自分を責めなくなったことだ。

“うつだから仕方がない”と思えるようになった。

調子がいい日は体に感謝して、幸せを噛み締めることもできるようになった。


辛いこともいいことも人生にはたくさんある。

でも、休み休みでいい。 

私の機関車もずっと走ってはいられないから、今は休憩中だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?