【迷走】自分探しの旅から帰還
今回は少し自分のことにも触れてみようと思う。
27歳で一人目、29歳で二人目を出産した。
二人目の息子が幼稚園に入園する33歳まで、ほぼ一人時間がない生活を送った。
夫や両親など身近な人を除けば
『大人と話す』という一見当たり前のような時間も極わずかだった。
産後7年ぶりに、1日数時間ではあるけれど、息子の入園を機にまとまったお一人様時間を獲得した。
最初は、単独でのスーパーのお買い物だけでも、スイスイはかどることに感動した。
誰にも邪魔されず温かい飲み物を温かいうちに飲める。
それだけで『万歳!』と叫びそうになった。
20年後の今。
起床してから就寝までの時間のうち、ほとんどがお一人様時間となっている。
感動も万歳も無い。
なんなら自分から積極的に娘や息子と接触しようとしている。
『大人と話す時間』も同様、パート先の従業員とコミュニケーション三昧の毎日だ!!
一時期『私とは・・』症候群に罹り、自分探しの旅をしていた時期があった。
あまりにも子供中心の生活に浸り、頭の中が子供一色になっていた自分に疑問を感じ
『私』とは??『自分の気持ちに正直に生きる』とは?
となんだか哲学っぽいことを考え悩んでいた。(っぽいだけである)
どこに行きたい?何をしたい?など願望が絡むことは全て子供に選択させ
スイカを切ろうものなら、真ん中の美味しそうな部分は子供、自分は端っこが常だった。
そんな行動を知人に『それってどうなの?』と指摘され、
より一層自由に振る舞える人を羨み
そうならなければ『私』を見失ってしまうとさえ思っていた 笑笑
しかし、現在ひとまず子育て第一章を終える身となり思うことは。。。
どんな自分も『私』であること。
必死に探さなくても、その時その時しっかり『自分』は存在している。
人生の中で、表舞台に立ち主役の時もあれば、黒子のように誰かを支える時期もある。
どちらが輝いているとかではなく、どちらも『私』として光っているのだ。
一周回ってなんとやらーーーではなく、何周も回り最近やっとストンと気持ちの整理がついた。
はい・・・50目前です☆彡
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