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実現可能な魔法のかけ方を教わる

子どもの頃、本を読むのが大好きだった。文字を追えば、物語が始まり、その世界へワープできるから。私のそばにドラえもんはいないから、のび太くんみたいに「ひみつ道具」はもらえないけれど、読書は、自分を異世界へ連れて行ってくれる実現可能な魔法だった。

読書好きが高じて、いつしか作家になりたいと憧れていた私。でも憧れと同じくらい、挑戦して夢が破れるのも怖かった。「作家になれるのは、一握りの天才たちだけ。自分になんて無理無理」と、誰に言われたわけでもないのに自分で自分を諦めて、他の道で生きることを選んできた。

でも今は、文章を書いて生きていきたいと、心の底から願うようにして暮らしている。

noteにこうして記事を書くことだって、2年前の自分にしてみば、信じられないくらい進歩。でも会社員をやめてフリーランスとなった今、生計をたてるには、実際のところ、不安がぬぐいきれなかった。Webも紙媒体も、少しずつ挑戦して行動しているけれど、収入は……膝が震える。

文章を書く。そのことだけなら、ボランティアとして書くことだって、十分に素晴らしいことだ(ボランティアで書かれた文章に感動することだって、よくある)。
しかし、まだ小さな子どもを抱えながら生きる身としては、ボランティアだけをしているわけにもいかない現実が、ある。

自信をもってバリバリと仕事ができていなかった今日この頃。そんなときに、江角悠子さんが『営業しなくても勝手に「書く仕事」が入ってくる仕組み作り。ガツガツ売り込まなくても大丈夫』という記事を書いたというお知らせが届いた。
これは、今の私がすごく知りたいこと!!
読まないでいられるわけがない。
即、拝読。

そうして読んだ記事は、まるで冒険小説のようだった。


ライターとして、エッセイストとして活躍されている江角悠子さんは、私にっとっては燦然と輝く星(スター)のような方。メルマガやZINEでは、いつも正直な気持ちを綴りながら、爽やかな印象が残る文章を書かれている。
きっと、成功されるまでも順調だった……なんてことは、なかった!というギャップが凄い。
今は文章を書くことにかかわりにがら、幸せに働いている江角さん。うまくいくまで、問題が起こる度に考え、改善して実践し、願いを叶えていく行動する過程、その軌跡が、血の通った生き方そのもの。

私のような「書きたい、でもこのままでいいの?」と不安に思ったまま次への一歩が踏み出せない状態の人には、実現可能な魔法のかけ方を教わるようなものだった。やってみる価値があると思えることばかりが書かれていた。

人に頼るばかりではなく、独学で自分で試行錯誤しながら行動できることも、すごいことだと思う。することも、とても大切なこと。
でも、登山に例えるなら、上りたい山がったとして、何の道標もなしに歩き回って山の頂上に行けるのは、よほどの才覚がある人でなければ無理ではないだろうか。少なくとも私には、やみくもに登山をする体力も時間も、そんなにはない。
ガツガツ営業したり、寝ないで仕事するような体力も環境も用意できないけれど、幸せに生きたい。幸せに生きるために、幸せな働き方をして、よい仕事をして、世の中に価値還元したい。
書くことで生きていると、自信を持って言えるようになりたい。

「下手の考え休むに似たり」と、子どもの頃、親からよく言われた。
なら、「上手の考えに習い行う」は、悩みの解決にはもってこいなのでは?
私は、人から教わっても、行動できなくて教わったことをそのままにしてしまうことがあったけれど、それはやめる。行動することに決めた。

幼い頃に描いた夢を、夢見たままで終わらせるのも、もうやめよう。
夢をかなえるために行動する、ことを決めた。
できそうなことから一つずつ、やってみよう!

実現可能な魔法のかけ方を、教えてくれた江角さんの記事。この世に出してくださって、ありがとうございます!


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