見出し画像

日々徒然の詩シリーズ「わたしは、あなたの折れた剣。」

 人はみんな自分だけの剣を持つ。

 文筆家や芸術家ならば筆や表現を。

 弁論家や哲学者は言葉や情熱を。

 科学者や自然学者は知識と知恵を。

 古くは皆、男たちの役割でもあった。

 いつしか、女性たちにもそのスポットは当たることになる。

 男たちは子供の頃に、父に憧れ、母に面影を見る。

 女性はその父と母の立場が逆なだけ。

 仕事が忙しくて、生活もままならない。精神的にも肉体的にも疲弊して、いつしか僕らの剣は折れていく。

 それは果たして、亡霊のように僕らのもとにやってくるのだろうか?

 わたしはあなたの折れた剣。何ものをも傷つけずして、夜空に星を灯すもの。

よろしければサポートお願いします。 僕の活動費に使わせていただきます😊!