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トイレ交換・リフォームの費用を安くするコツ

「自宅のトイレが古いので、便器ごと最新型に交換したい」「使いやすいようにバリアフリーリフォームをしたい」といったとき、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。工事内容ごとにかかる費用の目安や、安くおさえるポイントを紹介します。

工事費込みのトイレ交換費用の相場はいくら?

内装も含めてまるごとリフォームする場合、トイレの交換にかかる費用相場は15~50万円程度です。 トイレ本体のグレードや工事内容によって費用が変動します。

トイレ交換はどこに頼むのがおすすめ?

トイレの交換は地元のリフォーム業者に依頼するのがおすすめです。 ホームセンターや家電量販店などに比べ手数料がかからないので、費用を安く抑えることができ、スピーディーに対応してくれます。

トイレの交換にかかる費用は「トイレ本体の費用」+「工事費用」+「処分費用」です。

トイレの便器だけを交換するなら2~3時間程度で工事が終わります。和式から洋式に交換する場合や内装工事も行う場合では数日かかることもあります。

トイレの床は汚れが付きやすく、トイレを交換するときに前の便器の跡が残ってしまうことが多いです。また床が汚くなっても、便器を取り外さずに床だけを張り替えるのは難しいため、トイレのリフォーム時にセットで床の張り替えも行ってしまうのがおすすめ

トイレを交換する際、トイレ本体の費用以外にも組み立てや解体、配管の工事費などがかかります。

工事に入る前には、床や壁を守るための養生作業があります。この養生費用に加え、現在使用しているトイレの撤去費用・処分費用も必要です。トイレを取り付ける作業費や給水・排水できるようにするための給排水接続費も含まれています。

また暖房便座にリフォームするときにコンセントがトイレにない場合、新たに電源を引きコンセントを設置する電気工事費も発生します。

見積もりに細かく内訳が記載されている場合と、すべてを「工事費」でまとめている場合があるため、工事費用の内容を確認しておくと安心です。

トイレの交換・リフォーム費用を安くおさえる4つの方法


トイレの交換費用を安く抑えるためのポイントは「トイレの本体価格を抑えること」と「業者選び」の2点です。

①デザインや高機能にこだわらない

トイレの機能が増えれば増えるほど費用は上がります。リフォーム費用を抑えたいのであれば、トイレのグレードを下げて機能を厳選する方法が手っ取り早いです。

トイレ本体はグレードの低いもので価格は2万円、高いものになると40万円と幅があります。さまざまな機能がついているものは魅力的ですが、本当に必要かどうか?を今一度考えてみてください。

ちなみにウォシュレットを付けたいだけなら、トイレ本体を交換しなくても3~5万円程度で便座を交換すれば叶えられます。欲しい機能だけ伝えて、リフォーム会社から提案してもらうのもよいでしょう。

また型落ち製品を狙うのも1つの手です。新製品の発売時期、あるいは在庫処分セールを狙うとお得です。

②リフォーム対応型トイレ(リモデル便器)を設置する

今では統一されているトイレの排水管の位置も、昔はバラバラでした。そのためリフォームの際には、排水管を移動させる必要がありました。

その点リモデル便器と呼ばれるリフォーム対応型トイレは、排水管の移動工事をしなくてもトイレを交換できるようになっています。

排水管工事がいらない分費用が安く済みますが、詰まるリスクは通常のトイレよりも上がってしまいます。

元々合っていない排水管の位置をアジャスターで調整するので、排水管の曲がる回数が増えてしまうからです。

手にぐるぐる巻きにしたトイレットペーパーを流した程度で詰まってしまうこともあるようなので、慎重に検討してくださいね。

③水道工事業者や地元の工務店、トイレリフォーム専門業者に依頼する

費用をなるべく抑えたい場合は水道工事業者や地元の工務店に依頼するとよいでしょう。水道工事業者は内装を含めたトータルデザインには対応していないことが多いですが、トイレ本体だけを交換したいのであれば有力な選択肢の1つです。

地元の工務店やトイレリフォーム専門業者は自社で施工を行っているため、下請けの業者に依頼する中間マージンがかかりません。トイレリフォームの専門業者は、トイレやリフォームに必要な部品を大量に仕入れているので安いことが多いです。

正確な費用を知りたい方は業者に見積もりを依頼しましょう。

見積もりを取る際には複数の業者に依頼することがポイントです。それぞれの業者の費用を比較し最も適切な価格を提示してくれるところを選びましょう。

④補助金やリフォーム減税制度を利用する

リフォームの目的によりますが、バリアフリー化や節水タイプのトイレへのリフォームの場合は国や自治体からの補助金を使えることがあります。

またバリアフリー工事を行うことで、所得税の控除や固定資産税の減税などの恩恵も受けられます。直接工事費が安くなるわけではありませんが、後から助成金や税金が戻ってくるため、トータルコストを下げることが可能です。

現在は、リフォームの補助金もあるので一度ネットで調べて少しでもコストを減らして賢くリフォームをしてみましょう。

次回もお楽しみに。


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