将棋は受験勉強と似ている

将棋は受験勉強と似ている

受験合格を目指すには
①「得意科目」を伸ばす
②「苦手科目」を克服する
が一般的である

将棋の上達も
①「得意戦法」を深める。増やす。
②「苦手戦法」の対処力を高める
ことが上達の基本ルートと考えている。

まずは得意科目(戦法)から。

得意科目(戦法)はよく出る分野を中心に学んだほうがよいと思う。
マイナー科目を勉強するのも方法の1つではあるが、有段者やプロ棋士がメインで使用されている戦法がよいと思う。
奥が深くて研究の範囲が広いためである(個人的見解)。
自分の中で意識をして得意科目を増やす勉強時間を作ることも必要と思う。

受験もそうだが将棋も得意分野だけ勉強していて勝てるほど甘い世界ではない。
苦手科目もある程度克服が必要である。
将棋でいう苦手科目とは一般的に「奇襲」「B級戦法」と言われるものが多い。
(私は「棒銀」に1年ほど苦労しました。「嬉野流」「端角中飛車」も苦労した。
今も「早石田」に苦労しています)

今の時代は本当に便利だ。先生がいなくてもAIですぐに添削できる。
苦手科目については毎回評価値が下がった局面を分析し、相手の狙いに対してどのように考えて指せばよかったのか。
「振り返り」を行うことで克服できる。

奇襲、B級戦法は受験勉強でいうひっかけ問題のようなものである。
日常のフィードバックで「基本」の「土台」は成長している。
後は「丁寧に」「冷静に」対処するだけである。

また負けた時は「いい教材ができた!」と「これでまた強くなれる!」と思えばよい。

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