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【読書記録】山口揚平『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』【人は考える葦である】

「心おだやかに暮らしたい」
それはいつの頃からか私の頭から離れない思いとなっていた。
口には出さなくとも、「ああ、心おだやかに暮らしたいものだ」とふと思ってしまう。
そんな私にとって、このタイトルに心惹かれないわけがなかった。

1日3時間労働で何不自由なく暮らす方法 「稼げる人は仕事が速い」の勘違い | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)


本書にはこの世界を生きるのに大切なヒントがたくさん書かれている。
ただ、それを自分に落とし込み、それを実行していくこと。
それをできるかどうか、「やってみたいことはやってみる」。
その姿勢こそが大切なのだと再度認識する。

 20世紀にお金を生むのは知識だった。そう指摘したのは経営学者のピーター・ドラッカー氏だ。21世紀では知識はお金を生まないだろう。知識は誰でも手に入る。お金を生むのは社会的関係(信用)である。ただ21世紀、知識はあらゆるコストを下げるために使われる。健康に関する知識があれば治療費や保険料が下がるのは言わずもがな、確かな知識と情報は購買にかけるコストをも下げる。

p.18~19

 効率的に何かを成し遂げたいのであれば、常に考えて最も本質的なことだけに手をつけるべきである。

p.37

 複数の選択肢がある人は一つの案に執着しないから幸せでいられる。幸福が人間の目的なら、真の知性とは、囚われない心を持つ力である。

p.52


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