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【読書記録】ちきりん『多眼思考 モノゴトの見方を変える300の言葉!』【もっと考えよう】

これはちきりんさんのTwitter(当時)の呟きをまとめた本です。
8章にテーマ分けされ、1項目140字以内なのでサクッと読めます。


140字の字数制限というのは、言いたいことが洗練される、密度の濃い文章になると思います。
ちきりんさんの端的な言葉を受け止めて、自分で脳内展開をする。
自分へのヒントがたくさんありました。

以下、印象に残った部分を引用します。

「忙しい忙しい」って言うと、「私は人生で何が大事か、わかっていません」と言ってるみたいな気になるから、言いたくない。

p.8

「お金あったら何するの?」という問いに、「仕事したくない」とか「残業したくない」って答える人がいるんだけど、「したくないこと」じゃなくて、「したいこと」を言えばいいのに。定時に帰って、何をしたいの?

p.16

「お金がないから自由に生きられない」と言う人は、何億円手に入れても同じことを言っていると思う。

p.31

大事なことは、自分で自分の足に、足枷をはめないこと。足枷が付けられている人の半分以上は、それを自分で付けている。

p.35

「思考力がある、ない」とか言うけれど、ちきりんが思うには、大事なのは「どれだけ考えたか」、つまり「思考の量」です。「思考力の高い人、低い人」がいるのではなく、「ナンも考えてない人」と「すごく考えてる人」がいるだけ。

p.50

みんな、今日の仕事をよーく振り返って考えてみてほしい。それは本当に、「とりあえず、コレやっとけばいいだろ」という仕事ではなく、「これは絶対にやる意義のある仕事」と思えるのかどうか。時間を埋めるため、予算を埋めるための仕事に人生使うのはホント無駄よ。

p.76

友達が少ないとか、給与が少ないとか、髪の毛が少ないとか、そういうことで悩む必要はないと思う。

p.148

世の中には「難しいことには価値がある」と思い込んでる妙な人がいますが、違うでしょ。「簡単で楽しいこと」が一番いいに決まってるじゃん。

p.152

「皆が持っているモノ」を手に入れるために人生の時間を使っていたら、自分が本当に欲しいモノを手に入れるための時間が足りなくなりますよ。

p.174

みんな「どうやって価格を下げるか」ばかり考えすぎ。「どうやったら高くても売れるか」だよ。コスト削減ばっかりやってて楽しいかな。

p.198

使命が明確になり、それに向けて動き始めると、人生のピークは過去ではなく、未来にあるとわかる。

p.284


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