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40年も続く長期繁栄しているお店の理由。なんでこんなボロボロのお店が長く続いているの?

どうも、しょうです。

ビジネスの世界では、生存率が1年で95.3%、5年で81.1%、10年だと6.3%まで下がります。

起業をする人というのは、大体が、支援をしてくれる人を確保していたり、お客さんがある程度確保していたり、そもそも能力が高かったり、と「これなら起業しても失敗する確率は少ない」と計算してからしている人が多いです。

あと、普通に優秀。

これが、副業になると、1年以内に9割が挫折していくそうです。

それほど、ビジネスという世界は、「知識」や多少の「根気強さ」がないと生き残れないんだなーと痛感しています。

僕も自分でビジネスをしているので、フラッと立ち寄ったお店やサービスをビジネス的な視点で見てしまう。

その中でも、近所をドライブしていると、「ここ、めっちゃ古くて汚くてお客さんが来ているような気がしないんだけど、俺が小学生からあるよな」というお店があります。

普通に考えて不思議です。

お客さんが入っていないのに、なんでお店が続いているんだろう。と。

一昨日の話になるのですが、知人から「お気に入りのラーメン屋があるんですけど行きませんか?」と誘われたので、「いいですよ〜」とオススメのラーメン屋に行きました。

そこのお店は、人気のない裏通りでこじんまりとしているお店でした。

正直、お店の外観もキレイとはいえず、僕が来たときの12時にもかかわらず、僕以外のお客さんがまったくいませんでした。

「人気がないのかな」と思ったぐらいです。

お店に入ると、80代くらいの夫婦が出迎えてくれて、「いらっしゃいませ〜」と笑顔でした。

その後に、紹介してくれた知人に向かって、「あら、〇〇さん!また来てくれたのね。いつもありがとう!」と言って、席を案内してくれました。

「ここは、中華ラーメンがめっちゃ美味いですよ!」と知人が言って、その後に、夫婦のおばあちゃんが、

「うちの中華ラーメンはね絶品でね〜、私たち夫婦が40年以上も作っているラーメンなのよ。 みんな『美味しい!』って、喜んで食べてくれるのを楽しみに、一生懸命作っているの。初めてならぜひ食べってけろ。」

と説明してくれたので、「じゃ、中華ラーメン大盛りでお願いします!」ということで、注文しました。

ラーメンは、先程の説明を聞いているからか、温かみがあって、とても美味しかったです。

僕たちが食べているときに、次々とお客さんが入ってきて、「おばあちゃん!いつものお願い!」と言って、席に付いていました。

「あ〜、この雰囲気がこのお店が長く続いている秘訣かもしれない」と思った。

・お店とお客さんとの心理的距離が近い
・アットホームでお店に行きやすい
・常連客さんが多い(パレードの法則)
・商品の開発秘話がある(ストーリー性)
・1人1人のお客さんを大事にしている
・コミュニケーションが活発

最新のマーケティングを行うよりも、まずは、目の前のお客さんを大事にする。

そして、お客さんは、「人」であること。

店舗だけではなく、どのビジネスにも通じることです。

これって、ビジネス以外にも、人間関係にも通じることがあるなーと思いました。

長く続いている商売は、それなりに理由があって、そこから学べることはたくさんあります。

100年以上続いている老舗のお店とか、たくさん学べることがある。

そんなことを感じた知人とのラーメンでした。

またこのお店に来ようと思いました。

また来たくなる

そういうお店は強いなと。

では!


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