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あしなが育英会 会長玉井善臣さん

2023年4月10日(月)の北海道新聞朝刊の8面に
あしなが育英会の玉井会長の記事が載っていました。

僕は、この方をこの記事で初めて知りましたが、
最後に述べている言葉は、
これからも、僕の考えに大きく影響するだろうと
感じました。

その言葉は以下のものです。
「人間っていうのは、信用できない愚かな動物ですけど、
人間を信じることでしか、この世の中は良くならない。
人を信じるというのは、崩れていくのを承知のうえで
賽の河原に石を積むようなことかもしれない。
理想論と言われるかもしれない。でも、人を信じること、
信じられる人間を増やしていくこと以外に、
世の中を良くすることはできないと強く思っています」

僕の大好きな相田みつをさんの「詩」にも通じるものだと
思いました。
「欠点まるがかえで信ずる」

海援隊の「贈る言葉」の歌詞
「信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい」
とも重なると感じています。

そして、この玉井さんは、交通事故で母親を亡くしています。
「高度成長期という時代の本質への根源的な批判」が
このあしなが育英会の活動を続けてこられた原点だと、
記事では書かれています。

なんてまっすぐな88歳なのだろう。
僕が知らないだけで、世の中にはこんなに素晴らしい人が
いるのだと知ると、
体の奥の方から何か力がわいてきます。


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