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いちご畑にて

数年前に、珍しい赤い花のイチゴの苗を買ってきて、
畑に植えた。

ちょっとすっぱい小さなイチゴがなって、
子どもたちは大喜びして採って食べていた。

次の年には、赤いイチゴと、白いイチゴの苗を買ってきて、
畑に植えた。

白いイチゴはやはり珍しく、子どもたちは大喜びして
採って食べていた。

赤いイチゴと食べ比べをして、
こっちの方が甘いとか、好きとか、
楽しそうに話していた。

息子の学校の先生がイチゴの苗をくれたので、
その苗も一緒に植えたら、昨年度、どんどんイチゴ畑が広がって、
大量に採れたが、畑は草も一緒に生えて、
何かハチャメチャな感じもした。
イチゴがなっても、探すのが大変なくらい。
そこにスズメバチに似ているハチもやってきて、イチゴを食べにきたので、
数日間、格闘をした。

そして、今年は、「ちゃんと草をとろう」と数日前から、
イチゴを抜かないように、草だけを抜いたりして、
イチゴ畑を綺麗にした。
そして、ここ数日収穫をして毎朝子どもたちが喜んで食べている。

果物をお店で買うととっても高いので
とっても助かる。

そして、今日そんなイチゴ畑を2階から洗濯物を干しながら観ていると、
二男と三男が庭で走り回って遊んでいた。
そして、二男が畑の裏にいった瞬間、
三男は、すかさず畑のイチゴを1つだけむしって、
口に入れて、葉っぱの部分を見えないところに捨てていた。
戻ってきた二男は全く気づいていない。

その姿がおかしいやら、かわいいやら。

しばらくして、三男だけに、(二男に内緒で)
「お父さん、見ましたよ。食べているの!!」と言ったら
「食べてないよ」と一度とぼけて、
「いや、間違いなく、見てました」と言うと、
「ぎゃー」と言っていました。

まぁ、そういう僕も昔、庭のイチゴを勝手に採って食べる子でした。



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