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頭の中が忙しい?

私『週末駅のお祭りなんだって。去年の感じからすると行きたくないな…』
夫『今年は全面解禁で去年よりやばそうだな』
私『なにが解禁?』
夫『コロナ』
私『コロナね…去年の段階で無理って思った。人が多すぎてまともに歩けなかったよ。』
夫『解禁だから花火もやるだろ?』
私『そうなの?花火は行きたいなぁ…。で、土曜は車通れるけど日曜は車通れないんだって。』
夫『自転車で近くまで行ってもいいな』
私『私は行きたくないって話してるんだけど…』
夫『行きたいって言わなかった?』
私『花火は行きたいって言ったけど』
夫『だろ?俺は花火の話してるのに君が祭りの話をぶっこんできたんだよ。』

さて、ぶっこんできたのはどちらでしょうか?

お話泥棒だよ。
会話が減って耐性がなくなっているところにこれをやられると何が起きたのかわからなくなる。
『花火は行きたいなぁ…で花火の話は終わったんだよ?』
と言ったけど…違うね。
私がお祭りの話をしていたのに夫が花火の話をぶっこんできたんだよ…。
と説明する元気はなかった。
きっと理解してもらえない。
仮にわかったと言ったとしてもまた繰り返す。


夫は、お祭り→夏→花火と連想したのか?
思いついた話にすり替えてしまう。
そして自分発信の会話だと思い込んでしまう。
脳内多動なのかな…話を聞きながら連想したり、別のことを考えているんだと思う。
そうじゃないときは過集中?別のことに夢中でほぼ聞いていない。
それで話がわからなくなってしまうんだと思う。
わからなくなると
『主語がないから』
とこちらのせいにする。
前後から推測できる主語は自然とはぶくものだから、相手の話に集中していないと主語を見失う。
何の話をしているのかわからなくなるんだろう。
で、じゃあ夫の話はわかりやすいか?というと、いつ?なにが?何の話?と、聞き返さなければならない事が多い。
たいていお話泥棒なのでこちらはこちらの話の途中。
夫の頭の中では話が完成しているんだろうけどこちらは何の話かわからない。
会話が億劫になる。


私はこの話は終わりにしようとそこで黙った。
夫はしばらくしてたまたま部屋においてあった地域の冊子を見て
『花火はしばらくやらないって書いてある。』
と、まだ花火が気になる様子だった。
びっくりしたのは
『これ今年のじゃないだろ?』
今年は絶対やるはずだ!と思いすぎて?なのか?そう言っていた。
今年のじゃない冊子いつまでもおいてないよ…。

去年は子供にお祭りを見せたい!けど夫とは行きたくない!で、なにかの帰りに一瞬車からおろしてもらって子供と二人で人混みにチャレンジした記憶。
『あなたが来るなら行かない』
とハッキリ言った記憶。
夫と行くということは子供が二人になるようなもの。
暑さと人混みに耐えられるとは思えなかったのと、夫と家族の思い出なんて作りたくないと思っていた。
今も特別思い出作りたいとは思わないけど…去年ほどそこにこだわってはいない。
ような気がする。

こうやって時間が過ぎていくのかと思うと少し辛い時もあるね。




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