表装の愉しみ・北大路魯山人展(両方楽しかった)
まず先に美術館に行くときいつも思うのが「これは果たして見てて楽しい展示かなぁ?」と不安になることです(なんじゃそりゃ)
まぁ前行った絵画でしたら、まぁ大丈夫でしょうと思うのですが、日本の展示は少し難しい所がある。
と言うのも私は最近になって、大人になってから美術館に行くようになりました。それも習字を始めたのがきっかけです。
なのでそこまで美術品について知識があるわけではなく、たまに「?」となりながら帰ることもありました。
しかしこの二つ。とても楽しかった!!!!!
まず1つ目「表装の愉しみ」 泉屋博古館~12/10まで
よく見る表装に目を向けた展示でした。まさかの…?
しかし展示自体は難しいものばかりではなく、書から日本画もあって楽しかった。私自身書の方が興味はあるのですが、一緒に行った人も楽しかったと言ってくれたので、恐らく日本画がお好きな方にも見るも楽しいと思いますし、そもそも表装に目を向けて展示を見ることがあまりないですよね笑 いいきっかけになりました。
表装のサンプルなども飾られていて、それを見るのも楽しかったです。多くのサンプルがあり、あーこうして表装を決めていって作品ができていくんだなぁとしみじみ思いました。
小さな表装もサンプルとしてありましたよ。
そして図録は読みごたえがありそうで読むのも楽しみです😄
ついつい隣の日本書跡の図録も買ってしまいました。
ここの博物館は昔日本の書も展示していたのですが、書に関して面白い展示をしてくれている印象があります。
そして何よりも佐竹本が出ていたのがびっくりしました。行ってびっくり。そんなばかなと。調べてから行きなさいと。
因みに表装の本が最近出ていました。
この本もなかなか読みごたえがあったので紹介しますね。
少しお高めでしたが、なかなか読みごたえがあったので初心者の私でもわかりやすかったです😄
生誕140周年・和の美を問う 北大路魯山人展~12/24まで
初めての魯山人でした。
魯山人自体何故知ったきっかけは忘れましたが、京都のお味噌屋さんで看板が魯山人だと聞いて…確かそうだったような気がします。あんまり覚えていません。
しかし魯山人の作品をそこの看板しか見たことがなかったので、今回いい機会でした。
魯山人は京都の上賀茂で生まれ、書・絵画・漆芸・篆刻・金江など、幅広く手掛けた人でもあります。(チラシより)
結構なんでも屋さんなんですよね。魯山人って。
その中で私は器がとても個性的でかわいいなぁと思う作品も多く(可愛い基準)しかしどうなんだろう?と可愛いよく本で見る陶器はあるかな?思いながら行きました(可愛い基準)
ここの美術館は、展示にとても凝っており、花を生け、器に水を張って紅葉を浮かせた状態で展示をしたりと…魯山人の本でもよく見るように、実際に使っている所を見ることが多いです。
そこはテーマに分けて展示もされていたので、祇園の都会のど真ん中ではあるのですが、とても建物自体も、展示の仕方も凝った美術館でした。
本に載っている作品もたくさんあって、楽しかったです。少しわからないな?と思う所もありましたが(あったんだ)
後はそう。手のひらサイズの茶碗かと思っていた有名な椿の鉢がでかい鉢だったという(何を言っているんだ?)
それがとても衝撃的でした。
行く前に借りて読んだ本↓
思ったこと
本棚小さい本を減らして、大きい本が入る所を増やそうと思いました。この前整理したばかりですが、もう本当に図録が入らない。仕方ない。
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