出版物が全盛期だった時代②
編プロに在籍して、社長が急病の為に次の社長を任される事になった。
その当時の社員は7名ほどで、雑誌も前のようには入らなくなっていた。
平成12~13年頃までが雑誌等が全盛期だった最後の年あたりだろうか。
返本率も30~40%が当たり前になり、
部数増も無くなっていくことで、一冊の請負金額も減らせれ、
休刊誌も多くなっていった。
返本5割が当たりまえとなり、編集費への300万から100万へ落とされても
休刊されないだけマシと考えるしかない。
門戸が狭くなっている出版社の中で新企画を出すにも
多数の編プロが提出してきている状況で売り上げは減るばかり。
当時、社長にはなったものの、社長としての才覚はなかった。
社員7名が私を入れて3名になり、もう来年あたりはこの会社も
駄目になるだろうと思っていた頃、社員2名が40歳前だった事で、
この仕事を辞めて、他に移った方がいいと考えた上で転職してもらった。
そして1人になる。
今まで仕事させて頂いた出版社の中で、
8社が倒産や閉業などで無くなっていた。
新しい出版社に営業を掛ける毎日。
これからは単行本がメインになると思い、単行本も探す事に。
1人になって2年が過ぎた頃、深夜に会社に1人の状態で仕事をしていると
脳梗塞になった。(脳梗塞を発病して①)
現在は退院して8年目で検査も必要ない状態だ。
また出版社や編プロの方にも見て頂こうと思い、
雑文とプロファイルとnoteに掲載させて戴いている。
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