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デリシャスパーティープリキュアという人生の処方箋

 プリキュアといえば子供向けアニメ、特に女の子がターゲットである日曜朝の定番シリーズである。子供の頃の僕はプリキュアを見るのが恥ずかしいと思っていた。同じく日曜朝の戦隊モノも子供ながら見てて恥ずかしくなったし、カッコいいと言っている友達も理解できなかった。だけど大人になり興味本位でアマプラで見れるデパプリを何気なく見てみた。

「どうせ毎回同じ展開でつまらない可愛いだけのオママゴトアニメだろう」(毛利蘭の髪の毛並みの刺々しさ) と全く期待はしていなかった。でも見てみると意見の合わない友達と上手く仲良くしてたり、意見を言い合ったり、自分が変な奴と思われてることに対してどう向き合っていくか?とか割りと現実によくある人付き合いの課題が描写されている。僕が社会で学んだことも多く物語に出てきた。僕「へ…へぇ、やるやん…」

 現代社会においてネットの発展のお陰で直接会って会話するコミュニケーションが必ずしも必要ではなくなっているし、人間関係、コミュニケーションが苦手な人もいる。僕もその一人だ。そんな人達は一度デリシャスパーティプリキュアを観てはいかがだろうか?僕がデパプリを見る上で提案する見方は
「キャラクターそれぞれがどんな環境で育ち、どんな課題を抱え、どのように乗り越えているのか?」を見ること。
 こういう見方でデパプリを見ると僕らが現代社会で大人になるにつれて分からなくなっていったポジティブに楽しく生きる術を見つけるヒントになるんじゃないかと考えている。明日を生きるのが少し楽になった、そんな気がする。最近だとネガティブな感情をぶつけるような曲がPopsとして共感をよんだり、うつ病とかの精神的なダメージによって社会に復帰できない人達が増えたりしてる。そんな時代だからこそ処方箋デパプリを見て欲しい、「相手のことを良く知りもしないで気を使い過ぎたってしょうが無いじゃん」とか些細なことでも大切な人に感謝の気持ちをちゃんと言葉で伝えていきたい。そんな気持ちに僕はなったんだ。
 
 最後に…僕の考える幸せ
「生きることに意味はない」って言葉を学生の頃に哲学本で読んだことがある。その本当の意味に辿り着いたのは最近だ。僕らの日常は無意味なことに満ちている、全ては自分の考え方次第で無意味な世界は楽しくも、苦しくもある。金持ちだろうと、貧乏だろうと日常には見方を変えれば幸せが転がってる。友達や恋人と話したり、何気ないご飯も、自由時間も…人は継続して繰り返し勉強したり、訓練することを努力と一般的に言うけど本人にとってはそれが「日常で、当たり前のこと」そんなふうに思えたなら幸せな人生だと僕は思う。無理して追いつけ追い越せ壊れるまで頑張る前に現状の生活で自分が幸せに感じる些細なことを積み重ねてのんびり生きてもいいじゃない!仕事を夢にするのも良いけど、夢って目立つこと、人に貢献することじゃなくても良いんだぜ!承認欲求って割と考え方変えると気にならないんだぜ!たいして絵を見られてないし注目されてないのに楽しげに絵を描き続ける僕が言ってるんだから!
   なんか長くなっちゃった…まぁ、価値観の押しつけはね、よくないからね、…駄目だからね…
 

「デパプリ見ろ!!!!」(押しつけ)

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