見出し画像

『だるまさんシリーズ』:365日後に育休復帰する父(94日目)

 妻が娘を連れて友達とイオンに遊びに行った際、買ってきただるまさんシリーズの本。

 『だるまさんが』、『だるまさんの』、『だるまさんと』の3作がセットになった、お買い得商品です。

 この絵本、実は勤務先で子どもが読んでいるのを見かけ気になっていました。「妻ナイス」と思いながら、さっそく読み聞かせです。


○『だるまさんが』

 恐らく第一作目、『だるまさんが』です。

 このシリーズを通してパターンがあり、最初に「だ・る・ま・さ・ん・が〜」とだるまが四股を踏むような動作をした後、ページをめくると何かが起こる、といった感じです。

 『だるまさんが』は、ページをめくったあとにだるまが様々な動作をしてくれます。

 最初の動作はみんなの期待通り転ぶのですが、「転んだ!」ではなく、「どてっ」という擬音で転ぶ様子を表しています。

 「笑う」は「にこっ」、伸びるは「びろーん」など、動きに合った音を学べるをいい絵本です。これがゆくゆくは動詞を覚える際の足掛かりになるのでしょうか。

○『だるまさんの』

 恐らく第二作目。この『だるまさんの』が一番わかりやすかった気がします。

 前作同様、「だるまさんの〜」と四股踏みしながら、「め!」など体の一部を示すというもの。

 絵本を見た後に、親の体で人間だとどこにそのパーツが付いているかを確認しながら読んでいきました。

○『だるまさんと』

 シリーズラストは、フルーツのお友達を呼んでまたもや動作。2人でできることを擬音で表しています。

 これの良いところはやはり「ぎゅっ」があること。合法的に娘とハグができる良書です。

○終わりに

 このシリーズ、「だるまさんが〜」とだるまが四股踏みしているところで、こちらも一緒に左右に揺れてあげるなど、ただ読むだけでないコミュニケーションが取れておもしろいです。

 絵本ってただ読むだけでなく、いろんなやり方でコミュニケーションが取れるものだなあと、新しい絵本を読むたびに実感させられます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?