見出し画像

【新社会人の方向け】信頼関係を深めるって??

僕の知人にもちらほらといらっしゃいますが、ご卒業されてそろそろ働きだした人もいるんじゃないでしょうか。

この状況下で新入社員研修が中止されたり、簡略化されたりというのもありそうですので、こちらでエールを送ってみたいと思います。

「がんばって周囲の人との円滑なコミュニケーションをとるために信頼関係を築いていきましょう!」

ま、言うのは簡単なわけですが…信頼関係を築くってどうすればいいんでしょう?僕は小さな信頼をたくさん積み上げることが、遠回りに見えて近道じゃないかと思っています。

1.小さな約束やルールを守る

 例えば。あなたとの待ち合わせに相手が5分遅刻して来たとします。
5分くらい遅れたところで大した影響はない場合も多いでしょう。
あなたは待たされても気にしない人かも知れません。

でも、相手の遅刻が度重なっていけば、あなたは
「この人、どうせ5分くらい遅れてくるよね」と思うようになりませんか?

相手「時間通りいくよ」→あなた(どうせ5分くらい遅れてくる)

これ、相手の言葉を信じなくなってますよね?
相手はあなたからの信頼をすこしづつ減らしているのではないでしょうか

 あいさつをする、返す。
 頼まれたことを確実に、漏れなく、実行する。
 (無意味だと思っても一旦は)ルールを守る。
 時間を守る。
 提出期限を守る。
 約束を守る。
 支払期限を守る。(家賃・光熱費・ローン、その他もね)

 相手からあなたへの小さな信頼を積み上げていくために、小さな約束を守る努力をすることをおすすめします。相手が約束を守らない人であったとしても関わりなく、です。

・…努力したけど守れなかったときには?
 理由よりも、申し訳なさを先に伝えましょう。「ごめんなさい」です。
どんなやむを得ない理由があろうとも、あなたが正当だったとしても、一度約束をしたことを守れなかった事実には変わりありません。
 理由を伝えるのは、謝罪を聞いた後の相手のリアクションの後。(会話の場合)その時点で理由を聞いてくれない人は、先に理由を言っても聞いてくれない気が…僕はします。

2.はっきりとリアクションする

 あなたが見たり聴いているのかどうか、それを理解したのかどうかは相手からはわかりづらいです。あなたが「この人苦手だな」と思う相手であればあるほど、相手からもわかりません。だからリアクションとして、「はい」「いいえ」をはっきり言う必要があります。

 わからなかったら「わかりません」。ただし、どこがわからなかったのかは、できるだけ伝える必要があります。「ここまではわかりました。ここがわかりません。」といった返答ができるのがベストです。

 返答までの間に黙っていると、相手は不安になります。
 「すみません、確認させてください。(相手の説明したこと)でいいんでしょうか?」といってみてください。間違ってれば正してくれますし、正しければ、そこまでは正しかったのが確認できます。

これらはメール・チャット・ライン等でも同じですね。

3.「自分が何かできないか」を考えて動く

 入社してすぐは、自分ができることが少ないことと、割り振られている定例の仕事がないことが原因で、ヒマになってしまうことがあります。
 そんな時には「自分が周りの人に対してできることはないか」を考えてみてください。

例えば、作業中の人の手伝うため今使ってないものを片付けようとしたとします。そのためには今使っているものなのか、片づけていいものなのかを判別しなければなりません。わかりませんよね?

「周りの人がやっていることは、何を目的としているのか」「周りの人が今何をどういう風にしようとしているのか」を観察することが必要です。そのつもりで見ていれば物を運ぶ手伝いや、片づけなど、意外に見つかるかもしれません。

・見つかったら…
手を出す前に、一言「お手伝いさせてください」と声かけてみましょう。あなたが良かれと思っても相手が迷惑に感じることもあるかもしれません。

・何も見つからなかったら?
「何かお手伝いできることはありませんか?」と言ってみてください。

・話しかけづらい雰囲気だったら…
 相手が作業していたり、誰かと話していたり、話しかけにくい雰囲気の時があります。そんな時には、真横や正面に回り込んで、「相手の視界に入る場所」に立ってみてください。ちらっとこっちを見たらすかさず話しかけましょう。最悪「あのっ」と声を出せれば、用があるのが分かってくれるはずです。

まとめ

大きな仕事、目立った成果があれば、周囲からの信頼を得られるか、人間関係を築けるかというと必ずしもそうでないような気がします。

1.小さな約束やルールを守る
2.はっきりとリアクションする
3.「自分が何かできないか」を考えて動く

他にもあるかもしれませんが、今僕がぱっと思いついたのはこのくらい。
小さな信頼をこつこつと積み重ねていくことで、相手から自分への信頼度を上げ、信頼関係を深めていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?