英語学習の前に知っておくべきこと

　こんにちは。脳からホルモンです。

　今回は、英語学習をスタートする前に知っておくべきこと について書こうと思います。この記事は勉強法を紹介する記事ではありませんが、これを知っておけば英語学習へある種の心構えができるようになり、メンタル的な負担を減らすことができるかもしれません。英語学習に行き詰ってしまっている方にも読んでいただきたいと思っています。

　導入 : 私は学部 4 年生の冬に実験の合間を縫ってTOEICを受けました。結果は 870 点でした。実験がかなり忙しかったためTOEICの勉強というものはできませんでしたが、445 点を取った2年前の私からは想像できない点数を出すことができました。

　そこで、何がこのような変化をもたらしたのか、私の2年半の英語学習の経験を振り返り深く考えてみようと思いました。また、英語学習において大切なことは何であるかを導き出しました。

この記事の概要
・英語学習におけるカギとして ××× と ××× がある。
・英語学習初心者は 勉強方法の ××× を見つけるとよい。
・英語学習中級者以降は ××× するべき。
・英語学習の究極的な答えは ××× である。

1. 試行錯誤　a 英語学習初心者として

　思い返してみると、私が最初に英語学習のために行ったのはインターネットで英語の勉強法を調べることでした。しかし、あとからも述べるのですが英語の勉強法は十人十色です。どれを信じれば良いかわからず、勉強する前段階で時間をかけてしまいました。ここで私は科学的アプローチを執りました。それはそれぞれの勉強法が示している核を見つけることです。言い換えると、被っている勉強法を探すことです。AとBとCの勉強法がある中で、AとBとCの中に共通の勉強法が見つかれはそれは正解である可能性が高いです。この情報の核の部分を見抜く意識を常に持っていると、英語以外でも良い情報を精査するのにとても役に立ちます。

1. 試行錯誤　b 英語学習中級者として

　その後、ある程度勉強をしていったら気付いたいことなのですが、言語を学ぶ英語学習において必勝法はありません。各個人の勉強により必ず個人の色が出ます。例を挙げると、英会話やっていた人はスピーキング能力とそれに付随してリスニング能力が高いです。リーディングの勉強ばかりをやっていた人はスピーキングは基本的に得意ではありません。このように各個人で強弱の差が出てくるので、それを補強する形で自身の勉強を能動的にマネジメントしなければいけません。この場面に遭遇することができたら、あなたの英語力は既に多くの日本にいる英語学習をしている方より高いと思います。

2. 継続

　英語学習において一番大切なのはやはり継続です。英語は知っての通り、世界の多くの国で第一公用語もしくは第二公用語として話されています。つまり、その国では子供でもヤンキーでも話すことができるということです。なぜ、英語を勉強しようという気持ちのある教養の高いあなたのような方が話せない 使えないのでしょうか？それは才能ではありません。単純に継続です。

　人間の脳はキャパシティがあるため使わないもの・必要がないものは自動で忘れていきます。つまり、継続して英語学習をしていかないと当然いらないものとして忘れてしまうのです。私は英語を勉強するときは忘却曲線 [クリックできます] を意識して勉強しています。勉強したものも1日以内に復習しないと、その後にはほとんど忘れてしまうのです。つまり勉強を継続させることにより、今 勉強していることは必要不可欠だと脳に知らしめることが必要なのです。これを意識して勉強するだけでかなり記憶の定着率が違うと思います。

　私は話す聞く機会となるオンライン英会話を1年以上毎日行っています。今までで計350時間ほどクラスを受けたことになっており、IELTS Speaking Score 7.0 を取得することもできました。私が思うに、誰でも350時間英語のレッスンを受ければ英語を話すことはできるようになると思います。でも振り返ると、1日25分の英会話を、前回の反省を交えながらただ続けただけなのです。なので英語学習の本質は、勉強をする才能があるかではなく、どれだけ継続することができるかというところに帰着すると思っています。

まとめ

　総括すると、英語学習のカギは能動的に自分に合った勉強法を発明していくことです。また一番大切なことは 継続であり、脳科学的に週一で7時間勉強するより、週七で一日に1時間勉強するほうが効果があるということです。なので数週間・数か月単位で勉強するのではなく少なくとも1年くらいの単位で考えることが必要となります。私の場合は2年半くらいとなっています。なので焦らず比較せず一日一日を進んでいきましょう。

この記事のまとめ
・英語学習におけるカギとして 試行錯誤 と 継続 がある。
・英語学習初心者は 勉強方法の 核 を見つけるとよい。
・英語学習中級者以降は 能動的に自分に合った勉強を開発 するべき。
・英語学習の究極的な答えは 年単位の継続 である。