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英語スピーキングの道① - 起

 こんにちは。脳からホルモンです。

 この記事では、私がどのように英語スピーキングを勉強してきたのかについて細かく書いていこうと思います。

 導入 : TOEIC L&R の点数が高ければ、英語が話せるのでは?と思っている方も多いかもしれません。しかし、英語を話すことはリーディングができること、リスニングができることと全く違う能力が求められます。日本人の英語学習環境においてスピーキングの機会は多くなく、「TOEIC L&Rの点数は高いけどスピーキングはなあ...。」と思っている方も少なくないと思います。
 それは当たり前のことで、サッカーで言うトラップの仕方(ボールの止め方)は教わったけど、シュートの打ち方は教わっていないという状況なのです。

 私はカナダの大学に10ヵ月間留学しましたが、留学前も 期間中も その後も、スピーキングを勉強してきました。下から這い上がるようにさまざまな英語のレベルを経験してきたことを通して、英語をゼロから始めたい方英語上級者だけど話すことに自信がない方私が試行錯誤して練りだした有益な情報をシェアしたいと思い、英語スピーキングの道を数段階に分けて書くことにしました。

 ちなみに私の英語スピーキング能力は、英語試験 IELTS Speaking 7.0 (得点率 78%)です。IELTS は TOFLE と同じく英語圏留学に必須な英語能力証明テストで、日本人の IELTS Speaking スコア平均は 5.56 点/9 点満点です(得点率 62%)。参考までに英語のカリスマの Atsu さんの場合は、数回受けて最低 7.0 点、最高 8.5 点だそうです。凄すぎる...。

この記事の概要
・道①でスピーキング力は ××× だけアップ。
・始めた時の英語力は TOEIC ××× 点。
・特定の方法で ××× を細かく勉強した。
・時間に余裕があるならば ××× が良いかも。


1. 道①で得られたスピーキング力

0/10 → 3/10

 今のスピーキング力を10とした場合、今回の方法では0から3程度まで伸びたと思います。
 期間は2ヵ月ほどです。なかなか伸びてないと思うかもしれませんが、スピーキング力0からのスタートは手探りで暗闇を進むようなものなので妥当かなと思っています。


2. 始めた時の英語力

 TOEIC L&R 730点を取得していました。もう少し詳しく説明すると、英語をゼロ*から本格的に勉強し始めて6ヵ月目くらいの時にスピーキングを始めました。
*(英語力ゼロの定義は人によると思いますが、私は大学入試センター試験以降 2年間勉強していない状態です。当時は TOEIC 445点。しかし私は大学生なのでしっかり勉強する時間がありました。)


3. 何をどう勉強したか

 とても有名な本であるどんどん話すための瞬間英作文 [クリックできます] に取り組みました。ひたすらCDを使い、英文組み立てとシャドーイングを行いました。

- 詳しく説明すると
1. CDが左側のページの日本語を言ってくれるので

2. そのあとCDを止めて、翻訳し組み立てた英文を声に出して言う

3. 言い終わったら、CDを再生し英語音声とともにシャドーイング

4. 最後に、右側ページの英文、つまり模範解答を見る

画像1

というような手順で進めていきました。


4. 道①の感想

 英語のスピーキングの初手としては有効だと思いました。それと同時に定型文の暗記もできるので、基礎的な文法の勉強もできると思います。しかし、欠点もあると思いました。

1. 私がそうでしたが、スピーキング初心者にはキツい
2. 実際に英語で話すとき、頭の中で翻訳していたら遅すぎる

 1に関しては、この教材、英語スピーキング初心者には結構キツいと思います。やり方にもよると思いますが、私は上記のやり方で2ヵ月で15周ほどしました。今でも大変だったのを覚えています。
 2については、カナダに留学に行ってからわかったのですが、頭の中で日本語から英語に翻訳していると、会話中に文章を構築するのに時間がかかり一瞬で置いて行かれます。会話は GO WITH THE FLOW(流れ)を重視しなければいけないと英会話では言われますが、この本ではなかなか難しいと思いました。

 改善点としては、12についてはおそらく2ヵ月という時間制限の中であれば、オンライン英会話 [クリックできます] の方がよりスピーキング力を伸ばせた気がします。英語を英語としてより自然に習得できると思います。

 しかし、もし英語文法などを忘れてしまった方や時間に余裕がある方は、2つを組み合わせると効果を発揮すると思います。瞬間英作文で英語の定型文と文法をしっかりと網羅し、覚えた型をオンライン英会話にて会話の流れの中で実際に使っていくことで、より効率的に英語を話す感覚を日本でも身に着けることができると思います。
(私の場合は、先に述べた通り日本でガチガチに型を覚えてしまって、それからカナダで感覚を掴み応用できるようになりました。追う手順は同じだと思います。)


5. まとめ

 今日の内容をもう一度まとめたいと思います。最後までありがとうございました。この後の内容は英語スピーキングの道②につなげていきたいと思います。一緒に英語を頑張りましょう。

・スピーキング力は 0/10 → 3/10 にアップ。
・始めた時の英語力は TOEIC 730 点
どんどん話すための瞬間英作文 を細かく勉強した。
・時間に余裕があるならば、瞬間英作文とオンライン英会話を組み合わて基礎と応用を補強すると 良いかも。

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