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相対性理論「小学館」

今日の曲は、相対性理論の「小学館」。

作詞・作曲は、真部脩一。

相対性理論は2006年9月に真部脩一(ベース)が中心となり、やくしまるえつこ(ボーカル)・永井聖一(ギター)・西浦謙助(ドラムス))の4人のメンバーで結成された。

バンド名の「相対性理論」は父親が科学者であるやくしまるえつこによって命名された。

ヨロシク的には高校生ぐらいの時に邦ロックの良さに気づき始める出発点となるようなバンドのイメージがある。

今回の曲は、2010年4月7日に発売された相対性理論の3枚目のオリジナル・アルバム『シンクロニシティーン』に収録されている。

歌詞の中では少年漫画を読みたがっている人物のひいき出版社として『小学館』があげられ、同社の雑誌『ビッグコミックスピリッツ』と漫画『MONSTER』が言及されている。

相対性理論の曲はどれも個性が強く、何の曲か分からなくても聞けば「っぽいな」ってなる。

「小学館」は相対性理論の名前のイメージに近いサイケデリックな雰囲気を感じるところにハマっている。

アップテンポで早い感じのサッパリした曲調と耳に残っていくギターのフレーズ、突然変わる調子のいいドラムのリズムとあと追うようになる電子音が合わさり、化学反応を起こして音楽的化合物となっている。

ちなみに化合物と混合物の違いは化合物が、2種類以上の物質同士が化学反応を起こして別の物質になっているのに対して、混合物は2種類以上の物質が単純に混ざり合っているだけであるという違いがあるというのが化学のお話。


今日の写真は、『週刊少年サンデー』で連載された若木民喜によるラブコメディ漫画「神のみぞ知るセカイ」の17巻の表紙の汐宮栞ちゃん。

小学館の漫画で好きなものと言えばまず神のみがあがる。

神のみぞ知るセカイのあらすじは

 恋愛シミュレーションゲーム、いわゆる「ギャルゲー」が好きな高校生「桂木桂馬」はその腕前から「落とし神」と呼ばれており、ギャルゲーの登場人物である2Dの女をこよなく愛している。

そんなある日、桂馬の元に「攻略してほしい女がいる」というメールが届く。「無理なら絶対に返信しないように」という挑発的な文面に憤慨し何も考えずに返事をした途端、彼の目の前に空から1人の少女が舞い降りる。

少女の名はエルシィ。地獄からはるばるやってきた悪魔だという彼女は、桂馬に「駆け魂」の捕獲を依頼する。その方法は、取り憑かれた人間を恋に落とし心のスキマを埋めること。

現実の女性とは関わり合いを持ちたくない桂馬は当然断るが、先のメールに返事をしたことで悪魔との契約が成立していること、契約は解除はできず、自分とエルシィの命がかかっていることを知ると渋々承諾する。

というところから物語が始まる。

見始めたきっかけはアニメからだった。
主人公の桂木桂馬(cv.下野紘)のキャラがとても良くて、ギャルゲーの神様がその能力を活かして現実の女性を落とすというお話も奇想天外ですごく面白い。

作中には数々のヒロイン達が登場するのだが、中でもヨロシクの推しは図書委員の汐宮栞(cv.花澤香菜)。

性格は真面目で博識だが、本の感想を聞かれて原稿用紙100枚分書いてしまうなど度を超したところがあるところがかわいい。

普段の彼女は無口でほとんど話さず頭の中では常に色々なことを考えているが、それらを口に出して他人に伝えることが苦手で、言いたいことがあっても言葉にならずコミュニケーションがとれない不器用なところがヨロシクには魅力的だ。

自分も無口ではないが、頭の中で言いたいことは色々あるけど、整理できたころにはもうその話が終わってるといったことがあったりして上手くいかないなーと思うことがよくある。

そういった自分と重なる部分にすごく共感して、愛おしさが決壊したダムのように溢れてしまった。


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二軍のプレイリスト

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