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2021年10月より、MM2Hビザの新規申請受付が再開らしいけど・・・

8月11日にマレーシア内務省より、コロナ禍により停止されていたMM2Hビザの新規申請受付が2021年10月より再開されることが発表されましたね。
あわせて申請条件の変更も発表されたわけですが、これが非常にハードルが高いものとなっています。マレーシアとしても、自国経済により一層貢献してくれる富裕層及び高所得者層の外国人を求めていることが容易にうかがえます。
今回の条件変更で、一般のリタイアメント層にとっては、マレーシアがマイ・セカンド・ホームとなりづらい国になりそうで、少し残念です。

【MM2H】とは、Malaysia My Second Homeプログラム。外国人のための長期滞在ビザ。

クアラルンプール


【2021年8月11日に発表された新申請条件の一部概要】

◆受入人数制限
マレーシアの人口の1%以内とする。

◆収入条件
月収RM40,000:(約104万円)
(変更前はRM10,000)

◆流動資産
RM1,500,000(約3,9000万円)以上
(変更前は50歳以上:RM350,000、50歳未満:RM500,000)

◆定期預金
RM1,000,000(約2,600万円)以上
(変更前は50歳以上:RM150,000、50歳未満:RM300,000)

◆滞在条件
年間滞90日以上の現地滞在

◆ビザの有効期間
5年(申請時の条件を満たせば更新可能)


既にMM2Hビザを取得されている方の更新時には、この新しい申請条件が適用されることとなりますが、猶予期間が1年設けられおり、その間に新しい条件を満たすことができれば更新可能とのことですが、収入や資産を一気に上げることはなかなか難しそうです。ロングステイ先の変更を検討する方も増えそうですね。今後の動向を見守りましょう。


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