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年収を上げたいなら実力以外に大きい要素があることはご存知ですか?

※今回は企業に属するサラリーマン・OLの方向けの内容です

どうも森岡です。今回は年収や転職について少し書きますが、
自分は転職エージェントなど人材関連の人間じゃないです。
忖度とかステマとか1ミリもなく経験と考えを書きます。

これまで記事に書かせていただきました通り自分は複数回キャリアチェンジをしてきました。自分はスキル目的で転職するので、年収目的で転職をしたことはないのですが結果として今はある程度の年収になりました(年齢に対する年収の正規分布があるとしたら標準偏差+2個分くらいだと思います)。今回は自分のキャリアを通して実感した年収をあげる大きな要素(ドライバー)について述べていきます。

いきなりですが年収を決める要素って何があると思いますか?
何が要素として大きいと思いますか?

スキル(職能)?経験?統率力?

確かに上の要素は年収を上げます。ですが一番年収に影響があるのが所属する「業界」・「市場」だと実感しています。

業界ごとに平均年収と年収の散り具合い(確率分布のカーブ - 平均年収と平均年収からのブレ幅(標準偏差)が表れているもの)が存在していて、その確率分布に支配されて確率的にどのくらいの年収のレンジになるのか決まっています。「スキル」や「経験」は主にその業界のカーブの"中"でどこに位置するかを決めるものであり大前提カーブの場所(平均年収)と形(年収のブレ幅)は業界が支配しています。

儲かっている業界は、所属する企業も儲かっている確率(割合)が高く給与に還元されやすいということです。逆にクレープ屋さんの屋台を開いたとしたら全体のクレープ屋さんの確率分布に従い、他のクレープ屋さんと比べてずば抜けて年収が高いということは確率的に殆ど無いと言うことです。

また、不景気で厳しい業界と好景気で利益が相当出ている業界がある時、
同じスキル(例えば統率力が高いなど)があるとき、同じ努力貢献をした場合に年収が高くなりやすいのは好景気のほうです。不景気な業界も成果を評価してくれると思いますが報酬に跳ね返りは好景気ほどじゃ無いはずです。(相対的に)

ちなみに業種(職能. 開発やマーケティングや営業や企画など)も年収に影響がありますが、業界のほうが基本影響量があります。企画担当だとしても結局は会社に属し、その会社は業界に属するので、業界の景気傾向を受けると言うことです。※ただし職能に超特化している場合等は業界の影響をあまり受けないケースがあります(敏腕の弁護士やヒットメーカーの人など.引く手数多で報酬低いと自社から出てしまうような方は報酬高めです)

ここまで話してきましたが、自分は好景気業界に転職をすることを勧めているわけではありません。自分は性格上危険なジャングル(不景気で課題が大きい先)に挑んでいきたいで性格ですw でもまずは足元の地盤をしっかり作るということも良い方法の1つだと思います。

例えば、
・未経験でやりたい業種がある
→その場合転職すると年収は下がるのはわかっている 
→でも家族や自分の生活を支えるために年収はあまり落とせない
→でも未経験領域を挑戦したい
→でも年収が下がると・・・(ループ)
と悩みの方もいらっしゃると思います。

その場合はあくまでも1手段ですが、
未経験業種ながら高利益の好景気の業界に入り、年収もある程度上がる(見込める)可能性があるのでそこで地盤を作りにいく
のも良い方法かもしれません。
*勿論転職後も努力が必要です.ただ努力すれば年収面である程度の金額になる可能性(期待値)が相対的にあります

以上、今回自分が経験し見えた年収のドライバーと見解を書かせていただきました。どなたかの1参考となれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました!


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