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お金だけじゃない!地域豊かさを再定義してみよう。

昨日は5時起きで、終日打ち合わせやイベント運営など仕事をしていた川本です。今日は、里山に関わる地域づくりに関わる事業について、対応していました。こんなに地域のことに没頭するなんて、数年前には考えていなかったことなので、人生って改めて面白いなと感じています。

今、広島県の事業で地域活動を応援する制度があり、とある社会課題解決の事業を分解して考える機会があったのですが、自治体の職員さんからすごくいい気づきをいただきました。そんなわけで、今回の記事は、「豊かさとは何か?」を考え直すことの重要性について書きます。

#写真は若かりしころw。

里山で活動する意義

僕らは地域に関わる活動をしていても、ビジネス・お金の話は常に出てきます。耕作放棄地で出来た農作物を通じて新商品の開発・販売をしたい、古民家をリノベーションして宿にしたい、そんな夢を実現するためにはお金が必要です。

ただ、里山で活動をする方々は、お金だけではない価値基準で動いています。昔からあった祭や神楽などを継承したい、田舎らしい田園風景を残したい、そんな想いもみんな合わせて持っています。

単純にビジネスだけを考えて活動をするのであれば、人やお金が集まる都市部で活動をした方が稼げます。ただ、お金だけではない魅力的な価値が地域にあるからこそ、みんなが地域活動に尽力する意味があると思っています。

(参考記事)

里山の豊かさとは?

例えば、広島県の三次エリアで、廃校になった学校を活用して、マルシェを開催している方がいます。このエリアは人口がドンドン減っているエリアです。賑わいが減ると、昔あったコミュニティなども、衰退していきます。少しでも元気を作っていきたいと考え、いろいろな企画を作っています。もちろん、活動にお金の必要性はあるけど、その方が守りたいものを深掘りして考えると「昔にはあった地域の豊かさ」なのかなと感じました。

もしかしたら、地域の豊かさとは、みんなが余分にできた野菜などを分け合う「おすそわけ文化」と定義するかものしれません。これは、人それぞれ定義が違うはずです。これは、里山の活動を支援する立場で相手を知る意味でも、お金以外の価値=豊かさを再定義することは、大切な要素だと、感じています。

(参考事例)安田マルシェ

まとめ

こんな記事を書いていますが、僕はビジネス的な考え方は大切にしています。ただ、それ以外の基準を持つことも、重要な要素だと感じることができました。それは、それぞれが大切にしている価値観が違うからです。

もしもあなたが、社会課題に関心があるとしたら、あなたにとって“豊かさ”とは何か?を自問してみてください。その豊かさの実現が、貨幣価値とは違うものを僕たちに提供してくれるかもしれませんよ!?

◆イベント告知
3月9日(土)13時30分から16時30分
地域創生カンファレンス vol.01 in 広島工業大学

■ 運営:株式会社BPL
シェアオフィスもやっています♪


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