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セルフリペア [オーロラシューズ]

#修理しよう

僕の好きなパタゴニアも提唱している大きな価値を感じる言葉。

古くなったら買うのではなく、修理して使う。
修理が必要な場合、専門店に任せるのも良い。高いクオリティで修理してくれるから。
ただ、自分で修理ができるものはやっていきたい。

愛用しているオーロラシューズは、ソールが柔らかく、ほぼ毎日履いている僕なんかは、数ヶ月に一度はソールを自分でリペアする必要が出てくる。

僕は結構この作業が好きだ。
ある種、瞑想的な要素も感じるような集中できる作業。

やり方はとても簡単。

使うアイテム
・シューグー(合成ゴム/基本これだけ)
・靴ブラシ(ついでに革をきれいにするため)
やり方
1. ヤスリ(シューグーセットに付属)で修理する靴底の部分をピンポイントで均す
2. シューグーを塗る
3. シューグーを均す
4. 乾燥させる(塗る厚さにより24〜48時間)


ヤスリで靴底を均すことで、シューグーの接着度を高めることができ、ここは最初の大切なポイント。


シューグーの塗り方は、チューブから直接靴底に塗るやり方で問題ない。補修したい厚さになるようにチューブから出す量を調整していく。


一気にすべての擦り減った靴底を補修することもできるが、だいたい3cm以上の補修をする場合は、時間がかかるが、2回以上に分けて塗っていく方が、仕上がりの固まり具合が安定する。
1回目と2回目は、24時間は間をあけた方が良い。1回目のゴムが乾燥した状態になったら、2回目を重ね塗りしていく。

シューグーを均すには、付属の木の棒でできて、とても簡単。



時々、靴底が平らになっているかを確かめながら、均しつづける。この工程で仕上がりの靴底の傾斜が決まるので慎重になる。歩きやすさもこの工程にかかっている。

均す作業か終わったら、靴底が床やその他の物に触れないように、靴を逆さにしたりして、24〜48時間(塗った厚さ[量]による)乾燥させる。



オーロラシューズだけでなく、ビルケンなどにも、同じ作業でセルフリペアができる。

こうして、愛するアイテムを大切に修理しながら長く使うことで、愛着も深まる。
修理したての靴を履く日は、とても幸せな1日になる。
新品を買った日のドキドキする感じとはまた違う、じんわり感じる幸福感が好きだ。

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