9月21(木)~9月30(土)
9月21日(木)
新規利用依頼者の自宅に訪問。若者というか少年、極度の人見知りなのか反抗期なのか、一言もしゃべらず。運動の観点からも引き受けたいと思うが、どうなるか。水槽の壁に何度も衝突していた鯉が印象に残る。
9月22日(金)
仕事を早めに切り上げ、イメージフォーラムで『オオカミの家』を見る。コロニーを抜けても別のコロニーがあるという、その出口のなさ(例えばあるカルト宗教団体に洗脳されているとされる人がいて、その人が洗脳から解かれるとしよう。それを社会はめでたいことだと歓迎するだろう。だが、本当にそうのなのか? 別のコロニーたる資本主義社会が待っているだけだろう)。人物の移動場面が移動場面にならないこと(この作品における特殊な手法による)、カットの切れ目の「無さ」が、そのことを助長するだろう。時間の流れが混濁しているように見えて、いまがどこにあるのかわからない。かつてどこかで、いまもどこかで、繰り返されている物語(反=物語)として普遍性を持つ。奇しくもチリクーデターから50年の年に見ることになった。上映後、予約していた表参道のパフェバー agariで無花果のパフェを食べる。久しぶりの夜パフェに満足する。帰宅後、チリワインで乾杯する。
9月23日(土)
前日深夜から朝方にかけて勢いで見た『コロニアの子供たち』が、かなりつ
まらない映画だった。昼間、中央線沿線にあるくまのお菓子屋さんに行くが、弾かれる。平日2日しか開いてないらしい。夕方、某所で提灯デモに参加する。
9月24日(日)
日仏会館でやってるアルノー・デプレシャン特集を見に行く。見たのは『“男たちと共に” 演技するレオ』。物語パートの映像とリハーサルパートの映像による「切り返し」というのは、他では見たことがない。ここでの試行錯誤の実験が『キングス&クイーン』(傑作!)につながるのか。
9月25日(月)
憂鬱に過ごす。
9月26日(火)
また歯がセラミックになる。
9月27日(水)
綿野恵太 × 樋口恭介「マシな未来を創造するための〈逆張り・ポスト逆張り〉考」『「逆張り」の研究』刊行記念`本屋B&Bを聞きに行く。おもしろいのに客が少ないのがもったいなかった。久しぶりの人たちにも会えてよかった。闇夜に輝く巨大な下北うさぎのオブジェを見た。
9月28日(木)
仕事を休んでまた下北沢へ。下北沢のよくわからん祭りでうさぎがフューチャーされているのだ。カトリック教会の敷地内に展示されている二匹のうさぎのオブジェを見る。敷地内の洞穴のようなところに祭壇があって異国情緒すごかった。予約していた店でパフェを食べる。シャンパンとパフェのペアリング。ぶどうが美味しかった。その後、コンビニで買った酒を飲みながら巨大な月のオブジェを見る。
9月30日(土)
大崎で組合の定期大会。大会後の飲み会の会場はエビスバーだった。オーラの話で盛り上がる。久しぶりに美味いビールを飲んだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?