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初めてのCNC

モデリングもだいたい終わり、次のステップへ。
CNCを実際に走らせるにあたって、エンドミルと素材にあった回転数や送り速度、切込みの深さ、開始点など実際にためさないとよくわかりません。
いきなり、ベースをえぐったりエンドミルを折って飛んできたりしたら怖い。
トリマーは使ったことあるから感覚的な加減ははわかるけど数値化しないと知見を生かせません。
まずは簡単なもんからやってみよう。
Lubanでコースターに模様をいれてみます。

デザインは省略・・・
CNCモジュールに交換
エンドミルは 1/16 inch

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ベースプレートも交換。すんげーめんどくさい。
一度替えたらしばらくこのままやね。
各所にある鬼目ナットで固定できるのは便利なんですが、ねじの精度が悪い。あとでタップ?ダイス?どっちだっけ・・・で調整しないといけません。

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かなりはしょるけど、原点決めたら開始!

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初めてなのでよくわからんから切削の速度や深さは控えめにしています。
一応、情報を調べつつ世間一般の半分ぐらいの速度にしてます。
すんごいうるさい。ビビり音がするのはなぜだろう。

はいできた!失敗。

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Lubanで文字を設定すると、イメージと同じような扱いになってビットの太さを考慮しないモードになる。だからビットの半径分外側に太くなってます。
それと深さの設定間違えて掘りすぎた。コースターの溝は0.8mmぐらいでいいと思います。これは2mmです。彫り込んだ底面はめちゃくちゃキレイ。

知り合いの店で使ってる100均コースターなんですが、溝がないとグラスがくっついてしまうんだそうです。だから店の名前を彫り込んでみた。

失敗ついでに裏に円を掘った。当初はこんな感じにしてほしいと頼まれていたのですが、これだとコップが外側に来るので彫り込んだ意味がないかもしれない。あと一回り外側を彫らないとだめね。というか正円はだめなんじゃないか。

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しかし、これは人間には真似できないなぁ。これはなかなかいけるぞ。
毛羽立ちはあとで軽く削るしかない。
表面を軽くウレタンニスで塗って固くしてやるといい感じに彫れると思う。

気を取り直して2つ目。フォントの太さも意識しつつ。

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間違えて、外周も彫ってしまった。これはデザイン時にサイズ感がわからないから80mmの円を先に描いたんです。非表示にするのを忘れてしまった。
しかも開始点より上にあるので余計にえぐってます。
けど、意外と1回で削ってくれました。深さ5mmぐらいあるのに。
中の文字はまあまあなんですが、解像度が荒いのでジャギーみたいになってます。これはもっと細かくできるみたいなのでなんとかなりそう。

Lubanだと設定値が見えないので、何回転なのかわかりません。ここで得た知見をFusion360に生かさないと意味がない。
12000rpmを維持しつつ、1/8インチのエンドミルを深さ3mmぐらいづつ掘れるといいなぁ。
Fusion360にはもっと複雑だけど便利なものがあります。
あるんだけど、なにぶん使ったことないのでどこが原点なのかさっぱりわからん。

Snapmaker2のまずいところは、最初にホームポジションに戻ろうとするところ。それとCNCの初期の原点がベースプレートより下にある。
CNCだとサポートがひっかかってしまい、ガガガガガガっと嫌な音がでた。
それと、移動中に途中で止められない。ぶつかりそうになったのがわかってても止まらないから電源切るしかない。
割り込みできないのかな。
電源切ったあとの再起動がおっそいのよね。
今後に期待しよう。

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