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クリーナーのノズルをちゃちゃっと作る

年明けにホームセンターでハンディクリーナーを買いました。
特価品を衝動買いです。3000円ぐらいだっけ???
使ってみたところ、付属の後付けノズルをつけたほうが使いやすいんだけど、ややノズルが長くて邪魔くさい。

短めのノズルをちゃちゃっと作ってみよう

ということで今回のテーマは「ちゃちゃっと作る」です。
タイムトライアルしてみよう。
作業開始!

21:52 ちゃちゃっと採寸!

22:10 ちゃちゃっとモデリング!

異形のオブジェクトを接続するには「ロフト」を使うのですが、先に穴を開けてしまう「ロフト」は失敗します。
外形を作ってから、「シェル」で肉抜きします。
シェルは貫通せず底面が残ってしまうので、底面付近に45°の面を追加して底面ごと削り取ります。

22:12 ちゃっちゃとプリンタ準備!

モデルができたらスライスより前にプリンタの準備です。

・プリンタとKlipperの電源ON
・KlipperとOSのUpdate
・フィラメントセットと初期ロード

いつも習慣的にKlipperをアップデートしてしまうのですが、あんまりやらないほうがよいです。運が悪いとバグや仕様変更で動作しなくなることがある。
オープンソースなのでしゃーなしやで。
今回のUpdateではメッシュレベリングの設定方法が変わるから既存設定は無効になるっぽい通知がありました(よく読んでない)

22:12 ちゃっちゃとスライス!

プリンターのノズルの温度を上げてる間にCuraでスライスします。

積層は 0.2mm にしてみた。
51分。意外とかかっちゃいますね。

22:20 ちゃっちゃと印刷開始!

真冬の印刷にはちょっとしたコツがあります。
Z-Offsetが設定済みだったとしても、寒いのでオフセットがずれてるみたい。
うちのX5SAの場合だと +0.2mm ぐらい上げるといい具合に印刷できる。
続けて2回目に印刷するときは、上げた分を元に戻さないと定着しなくなる。
おそらくベッドの加熱で筐体全体が温まってサイズが微妙に変わるんだと思います。

この間、当記事を書き始める。
完成と同時に記事を公開するのだ!

23:15 あー!印刷失敗

底面の面積が小さすぎでした。
BRIMつけないとダメですね。

20:20 ちゃっちゃと再印刷

BRIMつけました。


よーし、今度は順調!

00:10 ちゃっちゃとノズルを装着!

かんせーい!
出来はまずまず。
BRIMの切り離しでちょっとバリが出てるのをそのままにしてるせいでぎちぎちです。
もうちょっと短くしてもいいかも。

00:20 ちゃっちゃと記事を投稿

最近は3Dプリンタを使う頻度が下がっております。
モデリングのやり方すら覚えてないんじゃないかと心配したけど意外にもさらっとできてしまいました。
フィラメントやプリンターの品質も大丈夫です。
というか、プリンターがちゃんと動いてくれてよかった。

しまいに

失敗もありつつ、完成までざっと2時間半ってところでしょうか。
ものづくりしない人には、「そんなにかかるの!?」って思うかもしれません。
でも、これはかなり早いほうだと思います。
世の中のなんやかんやは、構想段階から「そこそこの試作品」ができるまでに長い期間がかかります。
そこから製品化するには更に手間と時間がかかります。
3Dプリンターが普及してから試作の期間は大きく短縮できるようになったそうです。
ひと昔前には考えられなかったようなことができる世の中です。
あと5年後は世の中ががらっと変わってるのかもしれません。
ホビーレベルでも恩恵があることでしょう。楽しみですね。


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