見出し画像

ソファと壁の隙間にちょっとした棚を作りたい その2

今日は板材の準備から。前回はこちらです。

古いベッドを解体した廃材を再利用します。
左側はちょっとだけサンダーで削った状態です。
グレー部分は接着剤のようです。これも削ります。
波うってるように見えるのはナイフマークといって、電動カンナで削った跡です。

このナイフマークは材の用途によって荒さが違います。
造作用の材料は見えないぐらいに細かいし、構造用とかはこんな風に粗が目立つ。だからといって材木の質が悪いわけではないです。
右側はもう少し削った状態です。
古い材木は割と削りやすいのですが、オービタルサンダーだけで全部削るのは根気のいる作業です。

#80のサンダーで削ったあとに、#120と#240 のサンドペーパーを使って手作業で削ると右側のようになります。

この模様はなんだっけ・・・?名前があるんですが思い出せない。
トラ目かと思ったけど、よくわからん。
なるべくこの模様を表に出すようにしたい。

手前の2枚の板はダボで接合します。
久しぶりにこの道具を使います。

板の横に正確な穴を開けるのは難しいので、いろんなジグが売られていたり自作している人がいます。
ダボ穴をあけるのに一番お手軽なのは、マーキングポンチだと思います。

板が反ってるときにはマークもずれるのが難点です。
接合したらボンドが乾くまで固定します。
この板はまだ削ってません。接合してから削ります。

一通り揃ってきました。模様がキレイですなぁ。

合い欠き継の溝をほった。
(後にミスってることに気づくことになる)

組みあがりがこちら。
微妙に上の方が開いてるのでおかしいなぁと思いつつも、気が反ってるんだろうなぁとそのまま組みました。

後で寸法を測ってみたら、内側の幅が上下で15mm違います。
天板の溝を間違えてました。
端から90mm の位置から奥に15mm彫るのを手前に15mm彫ってました。
ショック・・・。今年も早速やらかした。

しかし、このサイズだと15mmずれてても組めてしまうもんだなぁ。
もうこのまま使うことにしました。
天板以外はコーススレッドで固定しました。
天板は木工ボンドとピンネイラで留めてます。
ダボ木で埋めるのはあまり好きではありません。
ねじ穴が見えててもいいんじゃないって思ってます。
天板にねじ穴があると不都合なのでピンネイラを使いました。

以前の記事でも書いた気がしますが、ほんとはピンネイラではなくてフィニッシュネイラが欲しかったのです。間違って買ってしまったのでそのまま使ってます。
ピンネイラは頭に傘がついてないので保持力がぜんぜん足りない。
薄い板を貼るときに違いがでます。ボンドとの併用が必須なのですが、ボンドが乾くまでの保持も弱かったりする。本職の人はどうやって使ってるんだろうか。

最後に仕上げですが、ニスを塗りたいところなんだけど冬場は乾燥に時間がかかるので手持ちのオレンジオイルとワトコのワックスにしました。

これはギターやウクレレのお手入れに使うものらしいです。家具にも使えます。サイズは少量だけど薄く伸びるので長く使えます。
オレンジの臭いがするぜぇ。

ワックスはワトコのこちらです。

おれはこれの1リットルの缶を持ってるのですが、あんまり使ってませんでした。なんだか使用感がイマイチだと思ってたので。
今日、ようやくその理由に気づいた。これはワックスなのです。

おれはずーっとオイルだと思ってたんです。
どうりでドロドロしてるなぁと思ってた。寒いと固まるし。

オイルとワックスの違いは、常温で固まるかどうかみたいです。
オイルは浸透するのでクリアでも木材が濡れ色に変るのですが
ワックスは変わりません。恥ずかしながら知らなかったーー!!!!!
そんでもって、人によっては オイルのあとにワックスを塗るんだってさ。

このワックスは高かったんです。5000円ぐらいした。
使い方を間違えてたなぁ。

で、オイル&ワックス仕上げで完成したのですが、設置場所が見苦しいので写真はありませーん。
それなりに役に立ってるようでよかったよかった。

今回は初めてFuison360で木工用の図面を書いたのですが、最適ではないものの、細かな寸法の調整がしやすかったので今後も使っていこうと思います。
(図面通りにカットできてなかったのは当人の問題です)

作業中に今後の課題もでてきました。
丸ノコ用のスライドする台を自作してて重宝していたのですが、直角がうまくでていなくて微妙に歪んでしまいました。調整機構付きなのに調整がうまくできていない。
ver4を作り直す必要がありそうですなぁ。素材選びも大事ですなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?