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電気工事士2種 技能試験の練習をしながら思う その2

来週末が試験日です。13種の問題のうち7までが終わりました。
1日1個ペースでやってます。
意外と時間がかかります。
・前回分の解体
・Youtubeで今回分の説明を見る
・今回分の準備
・模擬練習
・Youtubeで結果の確認
だいたい2時間ぐらい。

まずいのが・・・

まだ1度もミスなしで完成したことがない!

コネクタとリングスリーブを間違えてるとか、刻印間違えてるとか、心線が奥まで刺さってないとか。
施工作業としては実害ないものもあるけど、試験では一発アウトなんです。
配線の長さはいつも短く適当にやってるので、試験と同じにしたほうがよいでしょう。
次回からちゃんと計ってやろうと思います。

とはいえ、1週間やるとあんまり悩まなくてよくなってきたなぁと実感します。
筆記試験と違って手を動かしていくことで上達していくのが分かります。

今回の練習を通して思うことがあります。
「練習」という行為自体は普段の生活になかったということです。
社会人になってからの仕事や業務って能力を身に付けるためのものではなくて何かを達成するための直接的な手段なんです。学びながらとか慣れながらやっていくことはあってもその行為一つ一つは実務なんですね。
今やってるのは「練習」です。その証拠に・・・

まさにゴミ屑ですな。この成果は自分の中に蓄積されていくのであります。

それと、電気配線の「考え方」というか「考えなくてよくなった」のが地味にうれしい。
プラスとマイナスで配線が2本必要なのは当然のように知ってはいたものの、回路によっては3本以上あるんです。これがどういう理屈なのか理解できてなかった。
(電気工学部卒業としてはかなり恥ずかしい話です)
車やバイクでは、車体自体が導体になって主に直流回路なのでマイナス側の配線をうけもちます。よってプラス側1本だけの配線となります。(一般的にマイナス側をアースと呼ばれていますが厳密にはちょっと意味合いが違うと思う)
建築物とかの配線は交流なのでプラスやマイナスとは言わずにニュートラルとかラインとか言うそうです。ニュートラルってのが対地に接地してるほうでこちらのほうが名が体を表してるといえると思います。
スイッチを除く各種機器はニュートラル側がすべて接続されているんです。
(一般的な個々の負荷はすべて並列回路として接続するという大前提です)
知ってる人にとっては当たり前で、知らん人には何が何だかという話なんですが、おれはこのことをずーっと理解せぬまま生きてきました。もっと若い頃に興味を持ってたらなぁと自分の過去を振り返って残念に思います。

社内でとあるCloudの資格試験を受けなさいと言われたんだけど、電気工事の資格試験うけるから嫌だと断りました。
ついでに社内の昇進試験もほったらかしております。
おれはこっちのほうが大事なんだよ!

などなど、手を動かしながら思っておりました。
あと1週間がんばろう。

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