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服と端切れと色味と。1。[服について]

ようやく新しいパソコンがやってきた。
ついに私もMacデビューである。
そんなMacからの初更新、
私が命の次に大事にしていることをお話ししたい。
私の一大趣味、いや、
ほとんどこれに人生を費やしてきたといっても過言ではない。
服についてだ。
たかが、布切れ
たかが、発色、色味。
そこには、奥深いカルチャーが隠されているような。



まず、服とはなんぞや。
衣食住、という言葉があるように、
人間が営みをしていく中で、必要なものである。
丸裸では生きていけない。むしろ逮捕される。
服というものが、ただの綿の端切ではなく、
気持ちと自然な思考、見たもの、感じたものを
どう素直に反映しているのか、
自分はそう考えているのである。
もちろん、物の見方や、どの角度から見るかは、
人それぞれ。
自分の気分や物差しに合わせて、どう着るかを考える、
そこに服の重みがあるのではないかとは思う。

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私が好きなブランドの一つを例に取り上げよう。

ルメール

フランス、パリ発の上質なワードローブ、、、
細かい事はさておき、実際に触れてみていただければわかると思うが、
流行り廃りのないデザインと質感である。
いかんせん、サイズが大きいので、私自身も選ぶときはかなり
慎重になるが、これが世界を風靡する雰囲気か、と、
当時まだ高校生だった私が衝撃を受けたのを覚えている。
今でこそ、UNIQLO Uなどで広く一般的に親しまれるように
なったが、その当時は今ほどインフルエンサーもおらず、
どっちがどうなのか、着こなしをどうするのか、
手探りの状態であった。


さて、ここでお尋ねだが、皆さんは何を基準に服を選んでいるか。
デザインが好き、色味が好き、今の気分だから。

私は「デザイナーとブランドのカルチャーバックボーン」
  「何を着るかよりどう着るか」
人によってはセンスや似合う色ももちろん違う。
でも、根底の思想は統一したい、そう考えてしまう。
同じ色でも、生地や光沢感、質感で見え方が全然変わってくる。
ブランドもただ合わせればいいわけではないし、
ブランドだけ見ていると、言い方悪いが、ただ着せられてるだけに
なってしまう。
自ら何を感じ取り、どう生かすか。
どう、自分の雰囲気と合わせていくのか。
私は、そこのとても言葉にできない微妙なラインが大切だと感じる。


つづく。


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