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プッシュのコツ(格闘技を始めるかもしれない息子に伝えたいこと46)

練習を頑張った後に電気風呂に入るのが好きだ。しかし、長く入り過ぎるとしんどくなって体調を崩すキッカケになってしまうので注意。

パーソナルトレーニング(以下、PA)では、パンチとプッシュを合わせたスタイルを練習している。寝技にも組みにも付き合わず、押して、突き放してパンチを当てるスタイルだ。
最近、トレーナーに良い形になってきていると言われた。とても気分がいいので、パンチとプッシュを組み合わせる上で、僕が重要だと感じたポイントを思い付くまま挙げていく。

さっと姿勢をつくる

強く速くプッシュするには、最初にプッシュするための姿勢をつくるのが重要だ。プッシュする状況になったら、先ず最初に胸を張って背筋を伸ばし、強く速くプッシュできる姿勢をつくる。
始めたばかりの頃は、焦ってしまい姿勢をつくらずに手の力だけでプッシュしてしまう。練習だから、ゆっくりでもいいので、先ず最初に姿勢をつくってプッシュするのを意識。

シェイクする

プッシュは、ズズズと押し続けるのではなく、ガッ!!ガッ!!ガッ!!とシェイクするように押すと効果的だ。
首相撲で引くときも同じでグクグと引き続けるのではなく、グッ!!グッ!!グッ!!とシェイクするように引くと効果的だ。
シェイクは、色々と応用が効くテクニックなので意識して練習してほしい。

頭を下げない

ケースバイケースだが、組んで押すときは、できるだけ頭を下げない。頭を下げると、上から潰されたり、膝蹴りを入れられる。組むときは、胸を張り、胸で相手を斜め上に擦り上げて、相手の重心を上に崩す。

パンチしにくい状況をプッシュで変える

密着してパンチを当てにくい状況になったら、さっさとプッシュして状況を変える。相手の足が支えにならない方向にプッシュするのがポイントだ。
具体的には、相手の両足間に引いた直線に対して垂直方向にプッシュする。
ここでも、ガッ!!ガッ!!ガッ!!とシェイクするように押すと効果的だ。

停滞したらすぐ動く

プッシュを耐えられ、動きがなくなった状況。つまり、停滞したらすぐに、突き放す、シェイクするなど自分から動くことが大切だ。
プッシュを耐えられた状況はこちらの手はプッシュで埋まっているが、相手の手は空いているパターンが多い。つまり、パンチを当てられやすい状況なので、自分から動いて状況を変える。

呼吸を止めない

プッシュは、スタミナを消耗しやすい。それは、プッシュの最中に息を止めてしまいがちだからだ。
呼吸を止めずに何か重いモノ、もしくは人をプッシュする練習をすることで改善できる。
これができるとできないで、スタミナのもちが全然変わってくる。

追いかけながらパンチを打つ練習をする

プッシュから、パンチにつなげるには追いかけながらパンチを打てなければならない。
ミットで大きく下がる相手に対してパンチを打つ練習が1番効果的だが、ヘビーバッグを大きく押して戻ってくる前にパンチで追撃するのも良い練習になる。

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