パンチャーのタックル対策、テイクダウンディフェンスを意識した攻め(格闘技を始めるかもしれない息子に伝えたいこと49)

パンチ主体、カットはするがキックはしない、組み際で突き放し、タックルは切り、組み&寝技には付き合わない…
やりたいスタイルのためのパーソナルトレーニングを受けている。
先週、2時間みっちり練習した内容の振り返り。

テイクダウンディフェンスを意識した攻め

パンチ主体で組みと寝技に付き合いたくない僕にとって、パンチに対するカウンターのタックルは注意すべき攻撃の1つだ。
ストライカーには、タックルに対応できる状態を保ちつつ攻める能力が必要で、MMAのトップレベルのストライカーはその能力がずば抜けて高い。
そして、その能力は専用の練習をしないと身に付けられない。
専用の練習の一つにタックルディフェンスを入れたミットがある。
注意すべきポイントは、
・前足をできるだけ早く引く
・相手の沈む動きに早く反応できるようにボワッと全体を見る
・前足に重心が乗り過ぎないようにする
・心の片隅に常にタックルディフェンスの意識を置いておく
後は数をこなして慣れる必要がある。
また、上半身を前に倒すと振り子の原理で、前足を早く引けるが、頭が下がる、次の動きがしづらいなど弊害があるので倒し具合は考えどころ。
前足が早く引け、タックルディフェンスに成功しても、そのまま真っすぐ下がると追っかけ続けられる。
下げた前足を軸にピボットして、横に動かなければならない。回す足が軸足の近くを通るように動かすのが、素早く大きく角度を付けてピボットするコツ。
ミットでの練習で感覚を掴めたら、シャドーやサンドバッグで独り練習できるのでやっておくべきだ。
ピボット後にすぐパンチを打てる姿勢を作るまでをワンセットに練習するといい。

パーソナル始めたばかりの頃は、トレーナーに指先を少しでも引っかけられたら、そこから簡単にテイクダウンされていた。今では、指先引っかけられたぐらいではテイクダウンされる前に突き放せるようになった。
覚えることが沢山あって絶望感が少しあったけど、続けていればだんだんと形になっていくもんだなと思う。
トレーナーのKさんの教え方のうまさに感謝。

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