見出し画像

歴史が教えてくれるもの

先日、小学生の息子が塾で日本史の勉強をしたというので内容を聞いてみると、縄文時代から現代まで2時間くらいで教えてもらったという。

2,000年以上の歴史がそんなダイジェストでわかるわけないだろう、と思ったが、それをきっかけに興味を持ったようなので本屋で見つけた「流れが見えてくる日本史図鑑」という本を買ってあげたら嬉しそうに読み始めた。なるほど、全体の流れを把握した上で、ポイントを深掘りしていったほうがもしかすると効率が良いのかもしれない。

”中興の祖”という言葉があるが、様々な危機的状況と、それらを立て直した人物たちのストーリーの積み重ねで出来ているのは国の歴史だけでなく、会社もおなじ。重要人物たちの関係性と出来事のつながりを追っていくと、「今」の輪郭がはっきりしてくる。

「あの頃は良かったね」と過去にすがるでもなく、「あのせいでこうなった」と過去を否定するでもない。過去の積み重ねで今があるということを認識して、アップデートしていくために歴史を学ぶという姿勢が大事だと思うのです。

会社の歴史を、あなたはどれくらい知っていますか?

(2021.11.15 編集後記より)


※本記事は、毎週talentbookのお客様向けにお送りしているニュースレター「talentbook Magazine」にて掲載しているPR/Evangelist クボケイタによるコラムを抜粋し、再編集したものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?