20歳の君たちへエールをこめて　＃聞いてよ20歳

「いまどきの若者は○○で、△△で扱いにくいよね。わたしたちの若いころはもっと××だったのにね」

いつの時代も、こんな“お小言フレーズ”が大手を振って歩いている。メインストリートのど真ん中を、いかにも正しいフレーズのように堂々と歩いている。

大人たちは忘れてしまったのだろうか？20歳のころの自分たちも迷ってばかりで、そのころの大人を煩わせていたことを。自分たちも同じような“お小言フレーズ”を浴びていたことを。

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バブルの絶頂期に20歳だった。あの異常な時代。世の中すべてがギラギラで、イケイケで、チャラチャラしていた。

当時の大学生は、サークル・バイト・デート・合コンに忙しく、勉強なんかするヒマはなかった。大学に行っても大教室の授業はサボり、サークルのたまり場で仲間とダラダラしていた。

バブル時代の大学生からみると、今の大学生は真面目で勤勉だ。

大学の勉強だけでなく、ダブルスクール通いをしたり、１年生のころからインターンをしたり、ボランティアをしたり、留学をしたり。多くのことに追われてめまぐるしい日々。

また、今の20歳をとりまくコミュニケーション手段は多岐にわたり、情報はいつでも溢れかえっている。

調べたいことをオンラインで入力するだけで、清濁いりまじった情報が瞬時にディスプレイに浮かびあがる。

“効率的でスピーディであること”をよしとする風潮。息継ぎの間もないくらい次から次へと新しいモノにさらされる。

こんな時代に生きる20歳。君たちは疲弊しないの？心底、心配になる。

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情報過多で、目の前に提示される道が多ければ多いほど、人は迷う。

どの道を選ぶべきか。どの方面に行くべきか。

彼氏や彼女、友達はあっちの道に進むけど、自分はどうしよう？

親や先生のアドバイスどおり、このあたりに行こうかな？

もしかしたらあなたは、【メモの魔力】の自己分析1000問にウンウン唸りながら挑戦中で、自分の進む道を模索しているかもしれない。

そんな迷っている君に問いたい。模索しているあなたに聞きたい。

あなたの守りたいモノはなんですか？

大切な彼氏や彼女との時間でもいい。気のおけない友人との他愛ないおしゃべりの時間でもいい。

自分のプライドでもいい。正直でありたいと願う心でもいい。挑戦し続ける心もいいよね。

家族で過ごす時間でもいいし、愛犬とじゃれあうひとときでもいい。1人でボーっと過ごす時間を死守するのもいいね。

年に1度の旅行？食べ歩き？好きなミュージシャンの追っかけ？

料理？フィギュア集め？オシャレをすること？

なんでもいい。１つでもいい。

これだけはどうしてもあきらめないぞ、守るぞっていうモノ。それはなんですか？

人ってね、自分の守るべきモノが１つでもあると強い。そこを拠りどころにできるから。

なにか落ち込むようなことがあっても、自分の守るべきモノに触れることで自分が守られるんだ。自分の守るべきモノがあるとサバイブできる。

そして、年齢とともに人生のステージとともに、守るべきものが１つずつ増えていったらそれも素敵だね。

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20歳の君たちのなかには、将来なにになりたいのか、どんな道に進みたいのか分からなくて途方にくれている人もいるかもしれない。

そんなあなたにアドバイス。身もふたもないアドバイスなんだけどね。

あのね、お金を貯めるといいよ。

やりたいことが分からないからやる気がおきない。そんなあなたは、とりあえず先立つものを貯めておこうよ。いつかやりたいことに出会ったとき、すぐ行動できるように。

コレをやりたいと思ったとき、お金がなくて先のばしにしたり諦めないといけなくなったり。そんなの、悔しすぎるよ。

今のうちにお金を貯めて足元を固めておこう。やりたいと思ったときにスタートダッシュを切れるように。

ね、時機を逃しちゃいけないよ。タイミングって、大事だからさ。

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こちらの企画に参加させていただきました。

きゆかさん、はじめまして。
素敵な企画で、楽しみながら書くことができました。他の方のnoteも読みに行かせていただきますね。