見出し画像

何を以て好きに生きるか

たまに耳にする「好きに生きること」


・こんな生き方に興味はあっても、どうしても抵抗感がある

・そう生きていきたいけど、周囲の目が気になってしまう


そんな風に、一歩踏み出すことができないでいる方が

もし、いたなら

私個人が感じたことを一つだけ、お伝えします。

画像1

心が苦しくなったとき初めて

カウンセリングや心理学、コーチングと出会って、調べて

心理って何かを知って

”あなたらしく”

”我慢や無理をしない”

画像4

そういった生き方に感銘を受けて、理解して

自分もそう生きよう、と思って

そして、勇気を出して行動に移すかもしれない。

自分の気持ちに嘘をつかずに。


そうやって試しに好きに生きてみたら

画像2

なんと反対意見をもらってしまって

(もちろん一部、嫌われることを覚悟してやったけど)

その反対意見に耐えられなくて、好きに生きることをやめてしまった。

...ということも、あるかもしれない。


これは何を隠そう、仮想の話ではなく私個人の経験です。

画像3

私は誰かに怒られることや、私の言動で誰かが傷つくことに、大きな抵抗感があります。

これは、セルフコーチング・カウンセリングをどんなに繰り返してもなお、苦手です。


といって、好きに生きることを諦めきれなかったのは私のエゴかもしれません。

”どうにかこのまま心に負担をかけない生き方をしたい”

その一心で、心理学、コーチング、セルフコーチング・カウンセリングなど様々な形で、もがいてきました。

その結果

現在たどり着いているのは、仏教書の十善法語というものです。

(私は古文や仏教に精通しているわけではありませんので、この書そのものを読むことはできませんが、現代語訳と解説を読みました。)

この十善と言われる内容を、全て深く理解することは難しいかもしれません。

しかし、私が読んだ現代語訳と解説の本には、解説された方がこう記しています。

『もし読者が仏教徒でなくても、人としての善の行為について考えるための一助となることでしょう。』 小金丸泰仙,『慈雲尊者の『十善法語』を読むー現代語訳と解説―』,有限会社大法輪閣,2020,P3はしがき

(私は最初、「道徳」や「徳を積むこと」に興味をもって調べていたのですが、『道徳ってなに?』『徳を積むってどんなこと?』という疑問に、具体的に説明ができないという壁にあたってしまいました。そんなとき出会った本です。)

この内容を知って、少しでも意識して言動に反映すること。(※十善が何かということなら、インターネットでも調べられます。)

ポイントは、「みずから、意識すること」

だと個人的に思っています。


好きに生きながら、かつ十善を意識した言動ができたとき

画像5

もし、誰かに反対意見を言われたとしても

落ち着いて振り返って、その反対意見の内容と、それをくださった方のことを考察することができるだろうな、と私は思うのです。

(私もまだまだ、この文章も含めて、十善の全てを意識できてるとは言えないのですけどね^^;まずは気持ちを向けるところから)


過去の自分のように、苦しさから抜け出せないで困っている方

もしそんな方がいたなら、少しでも参考になればと思っています。