見出し画像

ニキビを治すには、まずはストレス対策では?

全体的な流れ

  • 肌荒れ(ニキビ)を治したい

    • 肌荒れがない状況とは

      • 新たにニキビができない状態のこと

      • ニキビの痕がなくなっていくこと

    • 前者を満たしていないと、後者は意味がないので、新たなニキビをなくすことを考える

  • 新たなニキビを消すには?

    • まず、ニキビの発生のメカニズムを知る

      • 皮脂の過剰分泌

      • 皮脂が溜まり、コメドができる

      • 皮脂を栄養とするアクネ菌が毛穴で増殖する

      • アクネ菌と対抗するために皮膚が炎症して、ニキビができる

    • この中での元凶である、皮脂の過剰分泌をなくす

  • 皮脂の過剰分泌はどうやったら起きる?

    • ストレスによって起きる

      • 古代からの遺伝子で、ストレスを感知するとそのストレスが体内にあると勘違いして、それらを皮脂と一緒に排出しようとする

      • 肌のストレスは体内のストレスレベルと相関している

  • 現状分析のために体内のストレスレベルを測ることを考えないといけない

    • コルチゾール検査

      • 爪と髪のコルチゾール検査

1. ニキビ対策の基本:肌荒れの段階と目標の設定

私の肌はニキビで荒れている。
その肌をもっと綺麗にしたい。肌を綺麗にするというのは、ニキビがなく、炎症が無い状態をここでは指す。ニキビがなく、炎症がない状態というのは二つの段階に分かれる。一つは、ニキビが新たにできなくなっている段階で、二つ目はニキビの色素沈着がなくなっている状態である。この二つの中で、まず取り組まなければならないのは前者であるニキビの新たな生成を食い止めることである。では、ニキビができるのはどうしてなのだろうか?そのメカニズムを探ってみる。

2. 皮脂の過剰分泌のメカニズムとストレスの関連性

まず、ニキビができるのは四つの段階がある。
まず、一段階目に皮脂の過剰分泌により毛穴に詰まる。
二段階目に、皮脂が溜まってコメド(白ニキビ)ができる。
三段階目に、毛穴が詰まり皮脂が溜まることによって、皮脂を栄養とするアクネ菌が毛穴の中で増殖する。
四段階目に、アクネ菌に対抗するため炎症を起こしたり膿を産んだりする(赤ニキビと黄色ニキビ)という四つの段階を踏んでいる。



この中で最も根源的な原因である皮脂の過剰分泌が無ければ、そもそも皮脂は溜まらないためにニキビはできないのである。
だから、まず皮脂の過剰分泌を減らすことを考えないといけない。
では、皮脂の過剰分泌のメカニズムはどのように起こるのだろうか?そのメカニズムを調べてみる。

皮脂の過剰分泌は主にストレスを受けることによって引き起こされる。なぜ、ストレスを受けると皮脂の過剰分泌が引き起こされるかというと、人間は精神的ストレスを体内のストレスと勘違いしてしまうからだ。その結果として、皮膚を始めとする体内でホメオスタシスを保つために、異物と戦うために炎症する。つまり、ニキビとは皮膚の炎症であるため、その炎症もとであるストレスを除去することが大切というわけだ
ストレスが起きるとバリア機能が低下する。そのバリア機能が低下すると、乾燥肌や敏感肌になっるので、それを防ぐために皮脂が分泌される。ストレスがあると、GRHと副腎からはコルチゾールというホルモンが皮脂腺を刺激することによって皮脂の分泌を促進される。このストレスがあると皮脂が分泌される機能は、ストレスにより生体の生命の危機が訪れたときの反応だと言われている。古代の人間が猛吹雪に襲われても大きく生体内にダメージを及ぼさないようにするためだ。
これらのGRHとコルチゾールが皮脂を過剰分泌させるメカニズムは、GRHは皮脂に存在する肥満細胞を刺激することによって、タンパク質分解酵素、ヒスタミン、サイトカインなどを放出させて、皮膚の炎症を起こすことで異物を排除しようとします。とりわけ、タンパク質分解酵素は血管透過性を上げて、皮膚に赤みをもたらします。また、サイトカインの分泌を促進することで表皮細胞の増殖を促進し、毛穴が詰まりやすくなることを促進します。これらが問題なのは、炎症が皮脂が外部に出れば終わるという訳ではなく、継続的に慢性的な炎症が続くということだ。つまり、肌の調子は全体の炎症レベルと相関があり、肌をみることで慢性的な炎症を抱えているかどうかが分かるというほどであり、体内の炎症の一症状としてニキビになっているということである。

3. ストレスレベルの定量的測定とコルチゾール検査

というほど、まずはストレスレベルを定量的に測定し、下げることを考える。なので、まずは現状のストレスレベルを測る方法を考える。
ストレスレベルのバイオメーカーはコルチゾール検査によって測定することができる。測定方法には、唾液と爪や髪があルガ、検査するのがより安価な髪またが爪の検査を検討する。
それぞれのメリットを列挙する。

  • 唾液:1日のコルチゾールの変化量を知れるので、瞬間的な値が測定できる

  • 髪の毛:3ヶ月ほどのストレスレベルを測ることができる

  • 爪:1ヶ月ほどのストレスレベルを測ることができる

これらの方法を用いることによって、ストレスのレベルはおおよそ測ることができる。
そして、おそらくストレスレベルはそこそこ高いかと思うので、次回はストレス対策の良い方法を探していこうと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?