老化現象

　数年前から尿漏れに悩んでいる。もう老人である。聞いたところによると40代から70代の8人に1人は尿漏れで悩んでいるそうだ。
　
　トイレ直後に起こる尿もれを『排尿後尿滴下』と言います。尿を出しきったつもりでも尿道内に尿が残り、後からジワジワもれ出してしまいます。
加齢などによって膀胱や尿道を締める筋肉が衰えることや「前立腺肥大症」などによって尿の勢いが低下することが原因として挙げられます。『排尿後尿滴下』は男性に多い尿もれです。小林製薬モレナクトのホームページから

　排尿をしたあと、前立腺あたり、つまりはキャンタマの後ろ側を強く押して、残っている尿を何とか排出し、最後はチンチンの先っちょをトイレットペーパーで拭くことにより、だいぶ尿漏れはなくなってきたが、油断をすると危ない。パンツが濡れて、夏ならズボンにまで沁みて、気持ち悪いやら、見た目が悪いやら、である。半ズボン履いた小学生が、急いでおしっこをして、もらしてしまい、小便の垂れた跡が足に見えるのと一緒である。　
　この歳になると、いろいろ老化現象がみられて嫌になってしまう。白髪や皺くらいは許せるが、生活に支障が出るものだと困る。歯と歯の間にものがすぐ詰まるのもそうだ。気持ち悪い。デンタルフロスは必携品である。
　あと老眼がある。今のところ眼鏡を外せば見えるので心配はないが、妻は老眼鏡がなければ買い物にいってもモノがよくわからないそうだ。今つけている眼鏡は遠近両用である。そうでないとパソコンが打てない。一時期苦労したことがあるのでわざわざ買い替えた。
　目といえば、すぐ乾燥するのか、目薬が必需品である。昔はそんなことなかったので、やはりこれも老化現象であろうか。
　人の名前をすぐ忘れる。誰だったか思い出さないと気持ちが悪い。芸能人とかならスマホでググれるが、そうでなければ失礼に当たる。
　コレステロールに高血圧、みんな老化現象だ。若かりし頃の健康診断のきれいな数字が懐かしい。
　早寝早起きになったのも老化現象のひとつであろうか。最近は2時か3時には起きてしまう。夜は9時には寝る。
　働いてないので、人より早く老化が進んでいっているような気もする。運動を心がけて老化を防止しなければならない。