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ウルラ観光

 日本とトルコの時差は6時間ある。ホテルに20時に着いたとしたら、日本では夜中の2時である。朝6時ごろに連絡したら、丁度昼くらいなので、家にはそのくらいに連絡するつもりだ。今はLINEがあるので、タダで(ホテルのWifiを使えば)即、通話も通信もできる。何度も書くが、すごい世の中になったものだ。
 忘れなければ、友人関係へのグループlineもその時間帯にnote に投稿したエッセイを送ることになるだろう。
 さてトルコへきた2日目はウルラへ行く。前日宿泊したプルサから400km位離れている。バスで移動する。どうも腰や尻が痛くなりそうだ。そこで遺跡を見たりワイナリーを見たりする。その後100km走って、クシャダスへ行く。今夜の宿である。
 それにしてもここはハエと夾竹桃がやたらに多い。ハエは多いといっても1,2匹ほどがどこでも、バスの中でも、レストランの中でも飛び交っているくらいだが、夾竹桃はやたらにある。
 家の庭にも、道路沿いでも、施設の中でも。綺麗な赤い花を咲かせている。それは見事だ。
 調べてみると夾竹桃はインド原産らしい。それがトルコや日本に持ち込まれたのであろう。日本では、その毒性のあまり、減ってきている印象だが、ここでは我が物顔に咲いている。
 エーゲ海と夾竹桃を見ながら40度の気温の中、セフェルヒサルの町を歩いている。今日は祝日らしく人が多い。両側に店がひっきりなしにあり、湯布院の町を歩いているような感覚である。勿論売ってるものは全然違うが。
 僕はトルコアイスを買った。噂に聞く売るときの芸当を見せてもらった。それにしてもトルコアイス1個100トルコリラとは高いなあ。
 夕食のレストランでビールを頼んだ。300トルコリラである。ボッタクりだ。利口な人は何も飲み物を頼まなかったけれど、僕はやはり、ビールが飲みたかったので、頼んでしまった。このままじゃ酒だけで、破産してしまう。来る前はこんなに高いとは思わなかった。飯もうまくはないし、暑いし、いいこと何もない。まだこれからカッパドギアやイスタンブール、アンカラにも、いくので期待を持って行こう。


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