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虎屋の羊羹

 娘がGWで帰ってきたので、近くに住む妻の次姉、つまりは僕の義姉のところへ妻僕娘の3人で訪問した。丁度娘がお土産を買ってきていたから、それを持参した。義姉は独身である。現在定年退職して隠居中である。
 久しぶりに会った彼女は以前よりも痩せているように見えた。ぼくもそうだが、引退すると体調管理が難しい。
 他愛もない話で数時間共に過ごした。妻には次姉と、歳の離れた長姉がいるのだが、今回は長姉は来ていないが、3人いると、それぞれが喋りまくって、大変やかましくて、とても中には入っていけない。この歳になってもかしましい。
 3時間ほどでお暇して、家に帰ってきたのだが、久しぶりに家族以外と長話をしたせいだろうか、いつもより長く眠れることができた。
 最近は夜の11時頃目を覚まして、朝まで起きていることが多かったのだが、その日は3時近くまで起きなかった。そういえば全く世間とは没交渉であった。もっと積極的に外に出て行かなければならないのだろう。でもどこへ?
 家に帰ってきたら、長姉の旦那の誕生日が近いということで、インターネットでプレゼントを検索した。妻が虎屋の羊羹がいいといったので、そうすることにした。彼女は豪華=虎屋の羊羹という図式が頭の中で出来上がっているようだ。
 
 

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