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バスガイドに定年はないらしい

 妻はバスガイドである。自称雨女である。嫌なバスガイドだ。だが仕事なので、しょっちゅう雨が降る訳ではない。個人的な旅行に関しては雨女であるらしい。
 一方僕は晴れ男である。だから2人で行動する時は晴れの確率が高い。僕がマウントを取っている。
 今更ながら僕の妻の職業について何故話をするのかというと、今年になってバスガイドの仕事は引退すると宣言していたのを舌の根も乾かぬうちに、5月に仕事を依頼され、仕事をすることになった。これから秋に向け、ズルズルと仕事が増えていくような気がするからだ。
 仕事をすること自体は別に反対はしていないのだが、年齢的なものがあるので、心配なだけである。本人は楽な仕事だけするというが、バスから転げ落ちたりしないかと心配なのである。
 まあ本人が楽しく仕事をしていく分には、仕事をするな、とはいえない。そこが難しいことである。聞けば80代のバスガイドもいるらしい。そんな歳までするのか、と思うが、バスガイドというのは定年はない。余程楽しい職業なのであろう。水があったのであろう。需要があるうちは働くつもりなのだろう。
 仕方がない。本人が本当に辞めるまでハラハラしながら見守るしかないだろう。
 (注;画像にあるような若くて美人のバスガイドは滅多にいません。)


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