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心豊かな朗読会に参加して

本日はzoomでの心豊かな朗読会(演奏・演奏・歌唱)に参加しました。
感じたことを思いつくままに綴ってみました。

これまでに何回か出席していますが、今回もみなさんの発表が多彩で本当に素晴らしかったです。

Zoom越しを忘れるような、バイオリンやピアノ、パリージョ生演奏や歌唱。とても楽器の音や声が響いて、豊かな広がりが感じられました。

朗読では、佐野洋子さんの「100万回生きた猫」。他の方々と一緒なのですが、私も持っていて読むたびに最後に泣いていました。でも今日朗読を聞いて、前半をよく覚えてなかったこと、深い意味があることを改めて感じました。年を経て読み返してみたい作品ですね。

朗読や音楽の中の優しい風景、楽しい風景、悲しい風景について、みなさんの表現をもとに、さらに想像や空想を膨まることに感じることができました。朗読会にでて毎回思うことですが、今回も様々な世界を旅した気持ちになりました。

とういことで、みなさんの発表が素晴らしすぎて、最後に自分の番が回ってきたとき、超緊張してしました(汗)。

今日私が朗読したは、大岡信の「言葉の力」です。
言葉の一語一語は、桜の花びら一枚一枚のようにそれを生み出した背後にある全身の幹(人間全体)を背負っているという趣旨の内容でしたが、まさにその内容を今日の発表会で実感しました。

1つ1つの作品の選択と表現(発声や、間のとり方、音の響かせ方とか)に、その方自体のお人柄だったり、家族との絆、作品への解釈・想いがにじみ出ている気がして。言葉だけでなく、演奏や歌唱にも当てはまる内容のように感じました。
同じ作品でも表現する方や、受け止める自分自身の状態によって、微妙に印象が違うと思うので、まさに一期一会ですね。

それから、今回間違えないように必死に読もうとしたら、案の定練習と同じところで引っかかってしまいました。その失敗を意識すると、すぐ立て直せずその近辺がおかしくなり、悲しかったです。メンタルがまだ弱いですね。次の機会にまたチャレンジしたいです。

でも、ずっと自分の声や発音、喋り方の欠点が特に気になって、変えれたらいいなと思っていたのですが、今年少し前進できた実感があります。

朗読会に本当に感謝です。ありがとうございました。


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